私のブログタイトルは”Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!”です。2015年にみんなの花図鑑に投稿以来、ずっとスマホで花の写真を撮ってきました。
タイサンボクは、20mを超す高木の上の方に咲くので、スマホでは撮影ができません。毎年この時期になると、柏の葉公園に咲くタイサンボクだけは、いつも眺めるだけで悔しい思いをしてきました。
昨秋より、一眼レフカメラを入手したので「今年こそはタイサンボクを撮るぞ!」と柏の葉公園に出かけました。しかし、まだつぼみ状態で早すぎたようです。
<タイサンボク(泰山木) モクレン科モクレン属> 5/31 柏の葉公園
タイサンボクは、20mを超す高木の上の方に咲くので、花に気付かないことも多い庭木です。直径15㎝以上もある大きな香りのよい花を咲かせます。自生しているアメリカのミシシッピ州とルイジアナ州では州花とされています。
<開花し始めのタイサンボク> 5/31 柏の葉公園
名前の由来は、花や葉の大きく立派なことを賞賛して、中国山東省中部にある名山の泰山(たいざん)にたとえたことから。また、大きな盃のような花姿から「大盃木」と呼ばれ、それが転訛したともいわれてます。
<つぼみ状態のタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
葉は濃緑色で光沢があり長楕円形、長さは15cm~20cmです。葉裏は淡い褐色の毛が密生しており布地を貼り付けたようになっています。花は芳香を放ち、丸くて大きなつぼみはパカッと音を立てて開くような印象です。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
日本には明治のはじめに米国より入ってきて、広く植栽されている樹木です。自然樹形はスペースをとるので公園などに植えられます。
雄大な魅力は激減しますが、剪定で樹高を2mほどに抑えても開花するので、庭木としても利用されます。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
明治12年8月、アメリカ第18代大統領だったグラント夫妻が来日しました。その折りに、上野公園内に将軍がローソンヒノキ、婦人がホソバタイサンボクを植樹されました。
現在もグラント将軍植樹碑とともに当時の木を見ることができます。このとき植樹されたタイサンボクは「グラント玉蘭」と名付けられています。
<グラント将軍植樹碑> <グラント王蘭(タイサンボク)>
タイサンボクはモクレンやコブシなどのマグノリアの仲間です。マグノリアの仲間は、とても良い香りがする種類が多いです。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
モクレンやハクモクレンの香りは「優雅でエレガント」「柑橘系のフルーティーなさわやかさ」といった特徴があります。香水などに使用されるマグノリアの上品な香りは、タイサンボクの花からとれたものです。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
マグノリアはモクレン科モクレン属の植物の総称です。マグノリアの仲間にはタイサンボク、モクレン(シモクレン)、ハクモクレン、コブシ、サラサモクレン、ホオノキ、オオヤマレンゲ、カラタネオガタマなど、たくさんの種類があります。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクの種類
ホソバタイサンボク
葉はタイサンボクよりも細く、花は大きく、葉裏の赤茶色の毛は脱落し、のちに無毛になります。若木のうちから開花します。
リトル・ジェム
木は大きくならず、樹形は細い円柱形になり、庭植えに適した品種です。花はタイサンボクよりも小さく、葉は濃い緑色です。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクは俳句にも詠まれています。
「長雨や泰山木は花堕ちず」 杉田久女
梅雨時の日本の原風景を表現しているようです。
「昂然と泰山木の花に立つ」 高浜虚子
圧倒されるほど巨大な泰山木に負けない心意気のようなものを感じます。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクの花言葉は、「前途洋々」、「希望に満ち溢れている」、「壮麗」、「威厳」、「真の輝き」、「自然の愛情」です。
泰山木は樹高が高く、その梢の枝先に大ぶりの白い花が上向きに天を向いて咲きます。「前途洋々」、「希望に満ち溢れている」という花言葉は、その様を表しているようです。
<高所に咲いたタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
「壮麗」、「威厳」、「真の輝き」は、タイサンボクの花のイメージを表現しているようです。厚みのある花弁は、1枚1枚が手のひらよりも大きく、輝くような白色です。その花弁が集まった花は、馥郁(ふくいく)とした香りを放ちます。
今回初めてタイサンボクの撮影を経験してわかったことは、花が高所に咲いており、撮るのが難しいことです。また、花の傷みが早く、美しい花を見つけるタイミングが大切なことでした。来年はもっと美しい花を撮れるよう頑張ります。
タイサンボクは、20mを超す高木の上の方に咲くので、スマホでは撮影ができません。毎年この時期になると、柏の葉公園に咲くタイサンボクだけは、いつも眺めるだけで悔しい思いをしてきました。
昨秋より、一眼レフカメラを入手したので「今年こそはタイサンボクを撮るぞ!」と柏の葉公園に出かけました。しかし、まだつぼみ状態で早すぎたようです。
<タイサンボク(泰山木) モクレン科モクレン属> 5/31 柏の葉公園
タイサンボクは、20mを超す高木の上の方に咲くので、花に気付かないことも多い庭木です。直径15㎝以上もある大きな香りのよい花を咲かせます。自生しているアメリカのミシシッピ州とルイジアナ州では州花とされています。
<開花し始めのタイサンボク> 5/31 柏の葉公園
名前の由来は、花や葉の大きく立派なことを賞賛して、中国山東省中部にある名山の泰山(たいざん)にたとえたことから。また、大きな盃のような花姿から「大盃木」と呼ばれ、それが転訛したともいわれてます。
<つぼみ状態のタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
葉は濃緑色で光沢があり長楕円形、長さは15cm~20cmです。葉裏は淡い褐色の毛が密生しており布地を貼り付けたようになっています。花は芳香を放ち、丸くて大きなつぼみはパカッと音を立てて開くような印象です。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
日本には明治のはじめに米国より入ってきて、広く植栽されている樹木です。自然樹形はスペースをとるので公園などに植えられます。
雄大な魅力は激減しますが、剪定で樹高を2mほどに抑えても開花するので、庭木としても利用されます。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
明治12年8月、アメリカ第18代大統領だったグラント夫妻が来日しました。その折りに、上野公園内に将軍がローソンヒノキ、婦人がホソバタイサンボクを植樹されました。
現在もグラント将軍植樹碑とともに当時の木を見ることができます。このとき植樹されたタイサンボクは「グラント玉蘭」と名付けられています。
<グラント将軍植樹碑> <グラント王蘭(タイサンボク)>
タイサンボクはモクレンやコブシなどのマグノリアの仲間です。マグノリアの仲間は、とても良い香りがする種類が多いです。
<開花したタイサンボク> 6/3 流山総合運動公園テニスコート
モクレンやハクモクレンの香りは「優雅でエレガント」「柑橘系のフルーティーなさわやかさ」といった特徴があります。香水などに使用されるマグノリアの上品な香りは、タイサンボクの花からとれたものです。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
マグノリアはモクレン科モクレン属の植物の総称です。マグノリアの仲間にはタイサンボク、モクレン(シモクレン)、ハクモクレン、コブシ、サラサモクレン、ホオノキ、オオヤマレンゲ、カラタネオガタマなど、たくさんの種類があります。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクの種類
ホソバタイサンボク
葉はタイサンボクよりも細く、花は大きく、葉裏の赤茶色の毛は脱落し、のちに無毛になります。若木のうちから開花します。
リトル・ジェム
木は大きくならず、樹形は細い円柱形になり、庭植えに適した品種です。花はタイサンボクよりも小さく、葉は濃い緑色です。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクは俳句にも詠まれています。
「長雨や泰山木は花堕ちず」 杉田久女
梅雨時の日本の原風景を表現しているようです。
「昂然と泰山木の花に立つ」 高浜虚子
圧倒されるほど巨大な泰山木に負けない心意気のようなものを感じます。
<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
タイサンボクの花言葉は、「前途洋々」、「希望に満ち溢れている」、「壮麗」、「威厳」、「真の輝き」、「自然の愛情」です。
泰山木は樹高が高く、その梢の枝先に大ぶりの白い花が上向きに天を向いて咲きます。「前途洋々」、「希望に満ち溢れている」という花言葉は、その様を表しているようです。
<高所に咲いたタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園
「壮麗」、「威厳」、「真の輝き」は、タイサンボクの花のイメージを表現しているようです。厚みのある花弁は、1枚1枚が手のひらよりも大きく、輝くような白色です。その花弁が集まった花は、馥郁(ふくいく)とした香りを放ちます。
今回初めてタイサンボクの撮影を経験してわかったことは、花が高所に咲いており、撮るのが難しいことです。また、花の傷みが早く、美しい花を見つけるタイミングが大切なことでした。来年はもっと美しい花を撮れるよう頑張ります。
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Ninbu さん、こんにちは。
タイサンボクの花 は ホオノキ に似てますね。
みん花 の時代、間違えて投稿しました。
高い場所に咲くので、花の全体を
撮るのは難しいです。
近所に、タイサンボクの花が咲いてます。
撮りに行こうと思いながら、忘れてます。
まだ咲いてたら、撮りに行きたいです。
また、忘れるかも知れません。
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タイサンボクは初めて見ました
蕾の頃から見てらっしゃるから 成長が一層楽しみでしたでしょ?
開花の具合が一目瞭然で 時間の経過がわかって楽しめました
白の花びらは どうしても傷みやすいですが
私は「<開化したタイサンボク> 6/16 あけぼの山公園」のはじめのが綺麗だと思いました
花びらの厚みも 咲き具合も程よく撮影されていて 素敵だと思います
雄蕊と雌蕊が初めて見る感じです
高所にあるとは思えない 花姿です
撮影、頑張られたのですね
タイミング・・・確かに植物はそうですね
来年も楽しみにしていますね
楽しませていただきました ありがとうございます
(*^-^*)
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。
ホオノキの花とタイサンボクの花は確かにそっくりですね。
私は両者の違いを答えられません。
高所に咲く花は鳥撮りと同様、私は苦手です。
ただ、鳥と違い花は逃げないので、ましかもしれませんね。(笑)
タイサンボクの撮影、忘れないで撮ってください。
投稿をお待ちしています。(^.^)
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。
タイサンボク、高所に咲く花なのでご存じないと思います。
経過観察をしようと思って撮影したのでなく、偶然なのですよ。
6/16 あけぼの山公園の最初の花、気に入っていただき嬉しいです。
また、詳細に花のポイントを評価いただき、ありがとうございます。
とても励みになります。(^.^)
来年はさらにバージョンアップできるか不安がありますが、ご期待に
沿えるよう、今から猛特訓しておきます。(笑)
ninbuさんのお写真の方がずっと綺麗です。^^;
説明も詳しく、俳句まで載せておられますし。
傷みのない花を見つけるのは、本当に難しいです。
お写真の木は大木ですね。
花の数も多いでしょうからいいですね。
私の投稿は見ないで下さい。
(なんて言うと、余計に見たくなるものですね。)
この花は、とてもは見栄えがします。
でも、朝に開いた花が、その日のうちに色あせていくという、とてもデリケートな花です。
3年前に苦労して撮ったのを覚えています。
https://blog.goo.ne.jp/shu2702/e/06f93ee06c756872387066f621589d6f
もう、そんな苦労はしたくないので、タイサンボクを撮らないと決めたのに、今年も撮ってしまいました。
今年は、朝早くに望遠レンズで撮りました。
苦労してでも撮りたい、そんな魅力的な花ですね。
今日は、ninbuさん、さざんかさん、私と3人がタイサンボクを投稿し、まるでタイサンボク祭りですね!
shuさんも書いておられる通り、大きくて乳白色の花はとても見栄えがするので、ついつい撮りたくなりますよね。
半面、すぐに傷んでしまうので綺麗な花を見つけるのは一苦労・・
でもすご~く綺麗に撮っておられるじゃないですか~
特に、ブログのタイトルバックに使っておられる花、純白で魅力的だと思います。
加えて、数々の蘊蓄、とても勉強になりました!!
名前の由来、地名や花の形から来ているのですね。
何となく、大木→タイサンボク、みたいに連想して覚えていました。
せっかくなので、私もマメ知識を一つ。
花言葉は、「前途洋々」「威厳」だそうですよ~
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。
恐いもの見たさで、先ほどさざんかさんの部屋にお邪魔しました。
さざんかさんは、とても綺麗な写真を撮られていました。
私の写真のショボさは、初めての撮影なので、大目に見てください。
高所の花を撮るのは本当に難しいです。
また、傷みのない花を見つけるのはもっと大変ですね。
来年も同じ日にタイサンボクの花の投稿をして、ブロ友さんに品評会
をしてもらいましょう!
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。
タイサンボクは本当にデリケートな花なのですね。
私もタイサンボクを撮るために、3か所回りましたが、満足な結果
を得ることが出来ませんでした。
shuさんの2019年の写真を拝見しました。
この写真を見たら、私の闘争心が無くなってしまいました。
shuさんではありませんが、タイサンボクは撮りたくありません。(笑)
私の写真と比べると、写真品質と花の選択のレベルが高すぎます。
花の全体を写し込むには脚立を使うという方法があるのですね。
この視点は私にはなく、参考になりました。
コメントありがとうございます。
いつも私のブログに訪問下さりありがとうございます。
偶然とは言え、3人同時にタイサンボクの投稿は珍しいことですね。
3人の写真を比較すると、やはり私のが一番ショボいようです。(-_-;)
shuさんが2019年にブログ投稿されたタイサンボクを先ほど見ました。
これぞ、タイサンボクの写真の神髄といえるものです。
タイサンボクだけで、これだけの蘊蓄を書くのは、写真品質と悪さと、文才の
なさをカモフラージュしているだけですよ~。(^^ゞ
花言葉も
「前途洋々」、「希望に満ち溢れている」、「壮麗」、「威厳」、「真の輝き」、
「自然の愛情」など、どれもポジティブなものが多いですね。(^.^)