昨日宣伝をしていたら「消費税があがるみたいですね…」と声をかけられました。
確かに菅首相は、消費税増税に「政治生命をかけてやる覚悟で臨みたい」と発言しました。
しかし、消費税は所得の低い人ほど負担の多くなる税金で弱いものいじめです。「社会保障の財源として消費税増税を」と言われていますが、今までも増税された分が社会保障に使われたとは言えません。大企業の減税分にそっくり消えています。
そもそも、社会保障費を毎年2200億円削り続けてきたのは、小泉改革であり、自公政治です。社会保障の財源は、消費税増税に求めるのではなく、大企業がためこんだ244兆円の内部留保を活用すること、そして5兆円を超える軍事費にメスを入れることが必要だと思います。
同時に、現在の社会にとって、もっとも深刻なのは「雇用がない」、「仕事がない」ことです。
足立区でも生活保護を受ける人が増え続けているそうです。特に40代50代の働き盛りの方が仕事がなくて生活が出来ず、多くなっているとの事です。
足立区は若者サポートセンターを常設するなど、他区に比べて若者の雇用に力を入れている事は事実ですが、まだまだ若者が希望がもてる状況にはなっていません。
さらに「2011年の幕開けとともに、高校生以下の子どもを抱える世帯では所得税の増税がのしかかってくる。子ども手当の創設や高校実質無償化の代わりに1月から扶養控除の一部が廃止、縮小されるためで、今月の給与明細を見て税負担の増加を実感するサラリーマンも多いかもしれない」と報道されています。
私も含め子育て世代には厳しい現実が待っています!(今月の給料明細を見るのが怖い…)
菅首相!「政治生命」をかけるなら、消費税の増税ではなく、国民のいのちと暮らしをまもって下さい!