昨日の「介護保険制度の学習会」PART2
この学習会の数日前、まさに介護保険制度についての相談を受けました。
85歳の息子と2人暮らしの女性、「今まで介護1だったのが要支援2になってしまった。身体の具合は良くなるどころか、悪くなる一方で、目もずい分見えなくなっている。何で要支援になってしまったのか納得できない。今、週に1回、部屋とお風呂の掃除をやってもらっているが、今までどおりにサービスが受けられるのか?お金はかからないのか?」と、とても不安がっていました。
さっそく担当の方に電話をして聞いてみると、「今、認定は介護1の方の80%が要支援になっている。サービスはほとんどかわらないですよ。不服があるなら区分変更の認定ができるのでしてください。」との事でした。
今後、今までのサービスが受けられなかったり、納得できない事があったら一緒に介護保険課と交渉をすることにしました。認定が下がってしまった根拠を聞き、具体的な事例をあげて、生活実態に照らして交渉をしようと思っています。
昨日、介護保険制度の学習会に参加したおかげで、国のめざす制度の方向や改悪が良く分かり、まさしくその政策にそって行われている今の現状に対して、どうすれば良いのかなど、たくさんの知恵をもらいました。
これからも、具体的生活状況を軸にした自治体交渉の積み上げで、介護の改善を目指して行きたい、社会保障充実の運動を続けて行きたいと思います!