"やらせ″メール波紋広がる

2011年07月08日 21時59分30秒 | 日記

 九州電力玄海原発再開に向けた「説明番組」での“やらせ”メール発覚が大きな波紋を広げています。原発の安全という、国民の命に関わる問題の説明会で不正工作を行った九電」。その悪質な行為は、政府がすすめる原発再稼働の動きに、いっそうの不安と不信を投げかけています。

本日のしんぶん赤旗の記事です

本紙スクープに注目

“やらせ”メール ネットで話題に


 「笠井亮さん、お手柄だよ」「やりましたね!」「これを暴いた赤旗恐るべし」

 九電の“やらせ”メール事件を追及し、政府に非を認めさせた日本共産党の笠井亮議員の質問がネットで話題になっています。ツイッター(短文投稿の閲覧サービス)から拾ってみると――。

 6日のテレビ中継から注目されました。「笠井亮さん、やりましたね!TV見ながら、思わず膝をたたきました。思わずキーボードをブラインドタッチ」と軽いタッチで打ち込んできました。「共産党GJ(グッド・ジョブ=良い仕事をした)。これで流れが運転停止にひっくりかえった功績は大きい」と評価する書き込みも。実際、7日に玄海町長が玄海原発再稼働容認を撤回する流れを引き起こしています。

 質問翌日に各紙が大きく報道したことでさらに弾みが出ました。

 他紙に先がけた「赤旗」のスクープ記事に注目が集まっています。

 「赤旗、早かったですね。あの号だけ入手して読みました。一党一派に属さない主義なんですが、敬意を表したい」「他の大手メディアは取材能力がないのか、九電とグルで口をつぐんでいたのか。国会で問題になってから大騒ぎしている」との声も。「今、調べた。九電のやらせメール、どのメディアがすっぱ抜いたのかと。ソースは7月2日の赤旗だった」と調べた人もいます。

 各紙が九電社長の謝罪を報道しながら、追及したのが日本共産党の笠井議員であることを書いているのは一部のメディア。「誰の質問だったかも書いていない。私は見てたぞ、共産党の笠井さんが質問していた。民主や自公ならかくのに、なんかおかしい」と突っ込みを入れる人も。「国民はこの際、読売やめて赤旗をよもう。赤旗にも巨人はあるぜ」という意見もあります。

 

 

 

玄海町長は、運転の再開の同意を取り下げました。

“やらせメール”まで仕組んでごまかさないと、安全と思わせる自信がなかったのでしょうか?

未完成で危険な原発、今こそ、原発から撤退して自然エネルギーへの転換を求めていく声を大きく出していく時期だと思います!