毎日お暑うございます
本日のしんぶん赤旗の記事です
市田氏会見、今こそ原発撤退決断を
首相の「脱原発依存」発言で
菅直人首相は13日、首相官邸で記者会見し、原発への依存度を下げ、将来なくてもやっていける社会をめざすと表明しました。これについて日本共産党の市田忠義書記局長は同日、国会内での記者会見で、「深刻な原発事故の現実や原発からの撤退を求める国民世論や運動、わが党の提言や論戦などを通じて、これまでの原発固執の態度をある程度変えざるを得なくなったもので、それ自体は前向きなものだ」と指摘しました。
その上で、菅首相が「原子力は律することのできない技術だと痛感した」と述べたことをあげ、「そう言うのであれば、原発からの速やかな撤退を決断し、期限を切った具体的な撤退のプログラムを国民の前に明らかにすべきだ」と強調しました。
市田氏は、日本共産党として、原発からの撤退をすみやかに決断し、5~10年内に撤退する計画を策定すること、それと同時並行で自然エネルギーの本格的導入を進めることなど、政府に提言していることを紹介し、世論と運動と結んでその実現のために全力をあげる決意を表明しました。
やらせメールを指示してまで原発運転再開を行おうとした九州電力、「電力不足で熱中症が心配」など、私たちの不安をあおりました。
週刊誌アエラにも、九電の「世論操作」失敗と書かれています。
6月25日に共産党福岡県委員会に持ち込まれた情報に、九電は「そのようなことは一切ない」と完全否定。7月8日笠井議員が国会で質問した夜に会見で認めました。この記事では「いずれにしろ確かなのは、外部の問い合わせにも社長にも、不都合な情報を隠そうとする企業が、原発を運転しているという事実だ」と結んでいます。
本当に恐ろしいことです。私たちは今見えない放射能汚染に対して声をあげ始め、必死に子どもたちを守ろうと行動も起こしています。根本原因である原発をなくしていくことに向けて大きなうねりをつくっていきたいです。