原発と核兵器

2011年07月19日 20時05分14秒 | 日記

私は8月7~9日と『原水爆禁止2011年世界大会』に日本共産党足立地区委員会の代表として参加します。

今、原発から撤退をの署名行動をするなか、原発と核兵器のことを一緒に訴えるのは難しいなーと感じています。

先日も署名をしてくれた中年の女性に、「放射能の学習会で、核兵器の廃絶のことを訴えた人がいて、その人は”原爆は今の原発の事故なんて比じゃない”と言っていたので、悲しくなった」と言われました。

もちろん、その人も今の原発の事故のことを軽いと言おうとしたわけではないのでしょうが、原爆と原発事故を比較して持ち出すことは、そもそも無理があるように思います。その目的からいっても比較できないものだと思います。

私も、なんて説明しようかとぐちゃぐちゃになっていたら、世界大会のパンフにその辺のことが書かれていました。

ちょっと引用します。

『原子力利用の最悪の形態は、核兵器です。広島ではわずか700グラム前後のウランの爆発が14万人の命を、長崎では1キログラムのプルトニウムが爆発したことで7万人の命をその年の内に奪いました。

その後遺症はいまも、20万人を超える生存被爆者の心と体を苦しめ続けています。

原爆の被害の上に、最悪の原発事故を体験した日本は、みずからの体験の上に、核兵器の全面禁止を求め、核兵器も戦争もない世界のために先頭に立たなければなりません。

また、その上に人類生存の環境を守る平和で公正で豊かな社会を実現する先頭に立つことが求められています。』

まだまだ学ばなくてはならないです!

そして、行動で足を一歩も二歩も踏み出さなくてはと思いました!