本日、67年目の終戦記念日を迎えました。
15年に渡った戦争は日本がアジア諸国の領土と資源を支配する目的で行い、2000万人を超えるアジアの人々の命を奪った侵略戦争でした。
この戦争で日本は300万人を超える人々が命を失いました。
日本はこの痛苦の体験にたって「二度と戦争はしない」という憲法9条の誓いとともに、誰もが平和で豊かに暮らせる社会を目指しました。日本共産党は戦前から一貫して戦争に反対をし、二度と戦争をしないという憲法9条の誓いを生かす国づくりをするため奮闘しています。
ところが野田政権は、米軍普天間基地の辺野古移転にしがみつき、オスプレイを配備しようとしています。
今年は安保条約が結ばれてから60年、米軍基地の重圧からの開放も、東アジアの安全保障も、日米安保条約を廃棄してこそ展望が開けます。
憲法9条を生かした平和的外交、軍事に頼らない「平和的安全保障」の道に日本が進んでこそ“平和の発信源”としてアジアと世界の平和に貢献し、信頼される道です。
今、78%の人が戦後に生まれ、戦争の悲惨さを語れる人は2割もいなくなっています。フィクションでない戦争の体験を語り継ぐことの大切さを感じます。
戦後67年経っても、侵略戦争の認識、戦後補償、領土問題など解決できていない問題は山積みです。
領土問題で大事なことは、基本的な事実認識を共有しながら相互理解を深めることだと思います。長くかかるとは思いますが、未来をともに築く若い世代にとって、過去にも共同で向かい合っていく事が大切だと思います。
今、「原発再稼働反対」の首相官邸前抗議行動の動きに見られるように、国民不在の政治への怒りは空前の規模に広がっています。
私も、みなさんの切実な願い実現のため、一緒になって全力でがんばっていきます!