きれいな三日月

2012年08月21日 22時04分44秒 | 日記

くっきりと三日月が見えました。

今日、夕方33歳の青年が共産党の事務所に訪ねて来ました。

話を聞くと、派遣を切られて、日雇いの仕事もなくなり、友人宅を追い出されて野宿しているとのこと。所持金は30円、ここ2日食事も満足にしていないとのことでした。

すぐ福祉事務所へ。

相談するうちにホームレスの人が入る無料低額宿泊所を紹介してもらえることになったのですが、どうしてもそこへは行きたくないと言い張ります。

そして福祉事務所での話を「もういいです!」と断り、中座してしまいました。

「これからどうするの?」と聞くと「静岡の実家まで歩いて帰る!」と言うのです。「帰るにしてもお金もないのだから、福祉事務所と良く相談しよう」と説得してみたのですが、どうにも納得してくれません。

私もこれ以上は出来ることがないと言ったら、「わかりました!」と、どこかへ行ってしまいました。

いったいどうしてほしかったのか?そんなに無料低額宿泊所がいやなのか?もっと隠していて言えないことがあるのか…

何だか不完全燃焼のまま見上げた空に浮かんでいた三日月でした…