本日、都営住宅についての相談が2件ありました。
一件は、都営住宅に住んでいる方からです。
2年前空き住宅にあたって、引っ越してきたらリホームがきちんとされていなくて釘が打ちっぱなしになっていたり、釘を抜いた穴がそのまま。一ヶ所は抜いた場所の木がササクレだっていて触ると怪我をしそうです。
また、トイレの床が傘を突き立てたような穴の跡がたくさんついています。浴槽もきれいではなく住人の方は一度も浴槽を使っていないそうです。
引越してすぐにこれらのことを住宅供給公社に電話をして見に来てくれるように言ったそうですが、ナシのつぶて…もう諦めてはいますが…とのことでした。
見せてもらいましたがリホームの手抜きは明らかです。
ただ2年も経ってしまうとはじめからそうなのか証明が難しい…とにかく住宅供給公社に連絡をとってみることにしました。
もう一件は小学生2人を育てるシングルママからです。今実家で両親と同居していますが、自分の仕事もめどがついてきたので自立するため都営住宅に入りたいとのことでした。
しかし、都営住宅に入るのは抽選です。年4回ある空き住宅の募集にまず応募しなくてはなりません。母子世帯とは言え狭き門です。
でも、とにかく次回から申し込みをしていくことにしました。
石原知事になってから都営住宅の新規建設はいっさいおこなっていません。入りたい人は大勢いるのに入れない、都民の切実な願いをちっとも聞かない冷たい都政に怒りがわきます。