終戦記念日街頭宣伝

2018年08月15日 19時35分59秒 | 日記

今日は恒例の終戦記念日の宣伝行動でした。

斉藤都議、浅子区議、そして私の3人が訴えました。

私の話した内容をここに掲載します。

 

 ただいまご紹介頂きました区議会議員の西の原えみ子です。本日はアジア・太平洋戦争が終わって73回目の終戦記念日です。いま、南北朝鮮会談、歴史的な米朝首脳会議などが行われ、朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結と平和体制づくりに向けて、北朝鮮、韓国、アメリカ、中国などの間で話し合いがすすめられています。今大事なことは、開始された「平和のプロセス」が成功するように、世界中が力を合わせることです。

 この点からも、核兵器を廃絶することがいよいよ重要です。私は今年、全世界から核兵器をなくすことを求める「原水爆禁止2018年世界大会」に参加してきました。昨年人類史上初めて核兵器を違法化する核兵器禁止条約が国連で採択されました。この条約は、国連加盟国50か国が署名・批准すれば正式に効力を持ちます。これまでに59か国が署名し、14か国が批准しました。各国の署名・批准をすすめ、一日も早く核兵器禁止条約を発効させるために、世界の世論を大きく広げることが求められています。 

 何よりも被爆国である日本政府が率先して核兵器禁止条約に参加するのが当たり前なのに安倍政権は核兵器禁止条約に反対し、アメリカの「核の傘」に頼り、被爆者の訴え、国民の願いに背を向けています。核兵器は人間として死ぬことも、人間として生き続けることも奪った、人間の尊厳を奪った非人道的兵器です。8月6日広島で、8月9日長崎で行われた平和祈念式典で、広島市長、長崎市長をはじめ県知事、国連事務総長代理まで全ての人が核兵器禁止条約に触れたのに対して、安倍首相は一言も触れませんでした。いったいどこの国の首相なのか!本当に怒りでいっぱいです。戦後73年、私たちは核兵器による安全保障という考え方はきっぱり捨てて、核兵器禁止条約に署名・批准し核廃絶へ前進していく時です。ヒロシマ・ナガサキの悲劇を、二度と繰り返してはなりません。「二度と戦争はしない」「戦力は持たない」と決めた平和憲法を守り、活かしていく日本へ進むためにご一緒に力を合わせていきましょう。

 来年5月は区議会議員選挙です。私西の原えみ子を再び区議会へと送り出してください。そして来年7月は参議院選挙です。私たちの1票が憲法を守り、いかします。市民と野党の共闘をすすめるためにも、東京選挙区からは吉良よし子参議院議員を、比例代表では日本共産党を大きくのばして、国民の声を聞かない安倍暴走政治を変えましょう。その事をお願いして私からの訴えとします。