補聴器購入助成制度の創設を

2018年08月25日 22時26分23秒 | 日記

「なぜ補聴器の補助なのか?メガネは誰も補助金を出してくれとは言わない。」

という質疑が厚生員会でありました。

補聴器の助成をしている区では、身体障害者手帳の対象とならない比較的軽度の聴力障害の方は言語の習得や生活能力、コミュニケーション能力等の向上を促進するため、補聴器の購入費の一部を助成して難聴児(18歳未満)の健全な発達を支援することを目的としています。

 江東区などいくつかの区はこれを65歳の高齢者も対象としています。

つまり、難聴の高齢者は聞こえないことにより、「何度も聞き直して会話から取り残される」「家族等とのコミュニケーションがとれずに常に疎外感を感じる」したがって「話をする環境から遠ざかる」「一人ぼっちを感じる」という実態があります。

また外出すると、自転車や人の接近を察知できず、衝突の危険にさらされるなどもあります。

安心してみんなの中でくらすという当たり前のことが脅かされてしまうのです。ここがメガネとの大きな違いかも知れません。また、やはり高額(片耳10万円位)という事もあります。

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 日本は総人口に占める高齢者の割合でも世界最高です。

補聴器は老後を豊かに過ごし、毎日の生活に溶け込んでシニアの方が元気にくらしていけるような環境を作るためのものです。そして、やはり高額であることは間違いありません。

生活能力向上、コミュニケーション能力向上、孤立をさせない、安心して暮らし続けるためにも補聴器の補助は必要です!