震災後の陶器市でありましたが、多くのお客様で、大変ありがたかったです。
今回から、念願だった紅花釉の作品をメインにいたしました。
村田一番の蔵を持つ豪商だったヤマショウ。ここも紅花で財を成した商人で、紅花は笹谷峠を越えて最上川で下り京都まで運ばれた歴史があります。やはり、下り荷で雛人形を持ち帰ったようで、村田町でも雛人形のイベントを行なっており山形県とも深い関わりがあったようです。陶器市自体の今回のテーマが「紅」でありました。
私は「紅花釉の器」というフレーズを掲げ、酸化の黄色と、新作の炭化の青緑色という二つをシンプルに絞込んだおかげで、お客様にも分かりやすく訴求できたようです。
「へぇ~、べにばな!」というように関心を持ってご覧いただけ、そしてお求めいただきました。
ありがとうございました。
渋めの炭化の作品に、若い女性のかたが興味を示されたのには、少し驚きでありました。「これで、赤ワインを飲みたいんです」 とか 「これ、カワイイ~」なんて言われると、私的にはスッゴク気恥ずかしいのであります。
こぶしの家の皆さんと一緒に、猛暑の紅花畑でフラフラになりながら、紅花を刈り取った甲斐がありました。やっぱり苦労は報われるのです!。
同じ店舗に入った他の焼き物屋さん2人、団十郎さん、徹さんも良いかた達で楽しい数日でありました。宮城県のカリスマシンガーソングライターでもある団十郎さんのライブにも、是非うかがってみたいと思いました。http://ha6.seikyou.ne.jp/home/danjuro/
仙台市の中心部一番町のアーケード街に工房をかまえる異色のイケメン陶芸家、徹さんの所にも遊びに伺いたいと思います。http://tetsutora87.da-te.jp/