お待ち頂きましたお客様へ
立春とは名ばかりの厳しい寒さですが、いかがお過ごしでしょうか。
ご注文いただきました「2015干支ひつじ」ようやく出来上がりました。
初市の直後から、再び制作を開始してようやくお届けする事ができます。
おかげ様で、年々お求めになられるかたが増えており、私としては、ありがたい事なのですが、そのため皆さまのように、お手元に届く時期が遅くなってしまうお客様がいる事を、申し訳なくも思っております。
ただ、私的に陶芸作品という観点では、作り始めのものよりも、試行錯誤を繰り返し、数もこなした後の今回に作った作品の方が、より洗練されたモノに仕上がったと自負しております。そういう意味でどうぞご容赦願います。
1月10日の初市では、テレビに取り上げられたり、土曜日であった事も重なって1時間ほどで売り切れてしまいました。
これもまた、私としては、ありがたい事なのですが、販売中にお客さまと話をする間も全く無く、今回、同封いたしました「縁起物干支ひつじ」の説明書きでさえ、お渡しする余裕がありませんでした。
今後、考えていかなければならない課題と思っております。
これからも、自分が納得できる作品を、皆さんにご覧いただけたら幸いと考えて制作してまいりますので、応援とご指導をよろしくお願いいたします。
早くも1か月が過ぎた2015年ですが、皆様にとって穏やかで実り多い年になりますように。
そして、もう少し厳しい寒さが続きます。どうぞ、お体ご自愛ください。
平成27年2月5日
深山焼 深山工房つち団子 金田利之
追伸
昨年に登り窯を築き、この春、初窯の予定です。ゴールデンウィ-ク頃に初窯展を予定しております。
ひつじの最終 窯出し。
ちなみに、初市でお渡し出来なかった
ひつじの説明書きです。
下記
2015年 縁起物干支
「 未 」ひつじ
未の文字は、木に一字を加えたもので「枝葉が生い茂った状態」を表しています。
実もつけ始めていますが、未だ熟していない「未熟」な状態です。
方位に当てはめた場合は、南南西を示します。
時刻の未の刻は、午後2時(13~15時)頃になります。
◎生態 ヒツジは、 ウシ目 ウシ科 ヤギ亜科の1種。
同じヤギ亜科に属するヤギと違い草だけを食べます。ヤギは木の芽や皮も食べる。
◎日本 日本の羊毛の歴史は、湿度の高い気候が羊の牧畜に向いていなかったため、まだ100年ちょっとに過ぎません。江戸時代の羊毛は、南蛮貿易に頼って入手するしかありませんでしたが、火消しの羽織に使われたりと意外なところで関わりがありました。
また、ちょっと変わったところでは、「羊」という文字が「¥」円のYマークに似ていることから、金運をもたらすとしている場合もあります。
◎中国 中国においては、羊は吉祥動物のひとつです。
「羊致清和」(羊は天下太平をもたらす)と言われ、未年は平和な年になるとされます。
「羊」は「祥」に通じ縁起が良いとされるのです。そ
もそも羊という文字が使われる漢字には、「祥」「美」「善」「鮮」など、おめでたいものや食べ物に関するものが多くあります。 たとえば、「美」という文字は、「羊」と「大」を組み合わせた文字で、もともとは成熟した大人の羊の美しさを表現したようです。
成熟した羊は食べるとおいしいため、「美」から転じて「美味しい」という言葉も生まれたという説があります。
また、「群」の文字に羊が見られるように、群れて行動する動物の典型ですので、孤独や寂しさを解消するお守りとする場合もあります。
友達の「達」の中にも羊の文字があります。
◎ヨーロッパ ヨーロッパにおいては、金色の羊皮は富と繁栄をもたらすと伝えられています。
これはもともとギリシャ神話から来ています。金色の羊とは、ギリシャ神話の最高神ゼウスに献上されたもので、ゼウスはこの羊の魂を天に上げて「おひつじ座」としたといわれています。
2015年が皆さまにとって、おだやかで実り多き年になります事をお祈りいたします。
立春とは名ばかりの厳しい寒さですが、いかがお過ごしでしょうか。
ご注文いただきました「2015干支ひつじ」ようやく出来上がりました。
初市の直後から、再び制作を開始してようやくお届けする事ができます。
おかげ様で、年々お求めになられるかたが増えており、私としては、ありがたい事なのですが、そのため皆さまのように、お手元に届く時期が遅くなってしまうお客様がいる事を、申し訳なくも思っております。
ただ、私的に陶芸作品という観点では、作り始めのものよりも、試行錯誤を繰り返し、数もこなした後の今回に作った作品の方が、より洗練されたモノに仕上がったと自負しております。そういう意味でどうぞご容赦願います。
1月10日の初市では、テレビに取り上げられたり、土曜日であった事も重なって1時間ほどで売り切れてしまいました。
これもまた、私としては、ありがたい事なのですが、販売中にお客さまと話をする間も全く無く、今回、同封いたしました「縁起物干支ひつじ」の説明書きでさえ、お渡しする余裕がありませんでした。
今後、考えていかなければならない課題と思っております。
これからも、自分が納得できる作品を、皆さんにご覧いただけたら幸いと考えて制作してまいりますので、応援とご指導をよろしくお願いいたします。
早くも1か月が過ぎた2015年ですが、皆様にとって穏やかで実り多い年になりますように。
そして、もう少し厳しい寒さが続きます。どうぞ、お体ご自愛ください。
平成27年2月5日
深山焼 深山工房つち団子 金田利之
追伸
昨年に登り窯を築き、この春、初窯の予定です。ゴールデンウィ-ク頃に初窯展を予定しております。
ひつじの最終 窯出し。
ちなみに、初市でお渡し出来なかった
ひつじの説明書きです。
下記
2015年 縁起物干支
「 未 」ひつじ
未の文字は、木に一字を加えたもので「枝葉が生い茂った状態」を表しています。
実もつけ始めていますが、未だ熟していない「未熟」な状態です。
方位に当てはめた場合は、南南西を示します。
時刻の未の刻は、午後2時(13~15時)頃になります。
◎生態 ヒツジは、 ウシ目 ウシ科 ヤギ亜科の1種。
同じヤギ亜科に属するヤギと違い草だけを食べます。ヤギは木の芽や皮も食べる。
◎日本 日本の羊毛の歴史は、湿度の高い気候が羊の牧畜に向いていなかったため、まだ100年ちょっとに過ぎません。江戸時代の羊毛は、南蛮貿易に頼って入手するしかありませんでしたが、火消しの羽織に使われたりと意外なところで関わりがありました。
また、ちょっと変わったところでは、「羊」という文字が「¥」円のYマークに似ていることから、金運をもたらすとしている場合もあります。
◎中国 中国においては、羊は吉祥動物のひとつです。
「羊致清和」(羊は天下太平をもたらす)と言われ、未年は平和な年になるとされます。
「羊」は「祥」に通じ縁起が良いとされるのです。そ
もそも羊という文字が使われる漢字には、「祥」「美」「善」「鮮」など、おめでたいものや食べ物に関するものが多くあります。 たとえば、「美」という文字は、「羊」と「大」を組み合わせた文字で、もともとは成熟した大人の羊の美しさを表現したようです。
成熟した羊は食べるとおいしいため、「美」から転じて「美味しい」という言葉も生まれたという説があります。
また、「群」の文字に羊が見られるように、群れて行動する動物の典型ですので、孤独や寂しさを解消するお守りとする場合もあります。
友達の「達」の中にも羊の文字があります。
◎ヨーロッパ ヨーロッパにおいては、金色の羊皮は富と繁栄をもたらすと伝えられています。
これはもともとギリシャ神話から来ています。金色の羊とは、ギリシャ神話の最高神ゼウスに献上されたもので、ゼウスはこの羊の魂を天に上げて「おひつじ座」としたといわれています。
2015年が皆さまにとって、おだやかで実り多き年になります事をお祈りいたします。