脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

干支ねずみ  チュウ太郎とチュウ助  第2話

2019-12-27 | 干支シリーズ/縁起物

前回のあらすじ、

幼なじみの、チュウ太郎とチュウ助は、
同郷の同じ境遇に育ち、貧しいながらもたくましく育った。
2人は強い絆で結ばれている若ねずみだ。






ある日、人間のオヤジにより、燃え盛る炎の中に放り込まれたのであった。

2人の運命は如何に⁈。





「チュウ助!大丈夫か〜
どうにかして、逃げようぜー」

「チュウ太郎よー、逃げないよ。いつものサウナより、チョットばっかり熱いけど、気持ち良いぜー」

「お前、気持ち良いのか?」

「うん」

「この後に水風呂に入ったら温冷交代浴になり、血管や神経に刺激を与える」

「この刺激こそが、身体の働きを活性化して様々な効果をもたらすのだ」

「コレ、サウナ?」「そういう事なのか」

「あのオヤジは、悪い奴じゃない。
温泉好きだし、きっとそうサウナだよ」

「水風呂、水風呂♡楽しみ」







そして10時間が経過。




身体を覆ったモミ殻は、真っ赤に燃え盛る。

「チュウ助〜生きてるか」

「チュウ太郎‥…もうダメだ…」
「やっぱりサウナじゃなかった」
「今までずっと、迷惑ばかりかけてきて、ゴメンなー」

「何を言うんだチュウ助ーーーっ!」


チュウ助
「もう終わりだね、君が小さく見える」

「僕は思わず君を抱きしめたくなる。
 私は泣かないから このままひとりにして
君のほほを涙が 流れては落ちる」

 「僕らは自由だね」 

「いつかそう話したね。
まるで今日のことなんて思いもしないで」


 「さよなら」「さよなら」「さよなら」

「もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ 」

BL
ボーイズラブねずみ切ないストーリーは、
悲劇の結末を迎えるのか、、、



2日後、ようやく窯が冷めた。



ん?
モミ殻が真っ黒。
生きてるのか?



「チュウ助ーーーっ!」
「チュウ太郎!」

「ウチら生きてるぜ〜」「良かった〜」

               つづく To Be Continued



という訳で皆さん、
私がその「オヤジ」です。

干支ねずみ達は
良い色合いに焼けました。




色味は、それぞれ個体差がありますので
ご了承願います。

サイズは、高さ約11〜12cm。
紙コップの大きさを参考にしてください。
予定価格2800円(税別)




あと、今晩の「NHKやままる」
干支ねずみ達と出演します。
干支ねずみの制作工程と
紅白に向けての意気込みを語ります。
お時間ある方ご覧ください。
夕方6時から7時。





中原アナウンサー、大沢アナウンサーと干支ねずみと。



そして今朝、山形新聞一面にビックリ!




オヤジ、少し笑ったりします。









次回予告

チュウ太郎
「ところでチュウ助、あの窯の中での話なんだけど、、、」

チュウ助
「なっ、なんの話だっけ」
「熱過ぎて何も覚えてないよ」
「ハハハ、ハハハ」汗。

チュウ太郎
「そっ、そうか…」



〜〜〜〜販売予定場所〜〜〜〜〜〜

「山形市初市」
2020年1月10日
山形中央郵便局前に出店します。
午前10時前に整理券をお配りいたします。



「しらたか産直市場どりいむ」
ただ今販売中。
2200円〜3000円
ご注文ご予約も承ります。
年内営業は12月31日まで。


「白鷹町観光協会販店」
限定5匹ただいま販売中です。
山形鉄道フラワー長井線の荒砥駅内販店


〜〜〜〜 通販のご案内 〜〜〜〜

「2020干支ねずみ」
ご注文を承り、制作して発送いたします。

送り先のご住所、お名前、郵便番号、電話番号、ご注文個数を、下記メールにお送りください。折り返しご連絡いたします。
メールdango.01@i.softbank.jp


ご注文頂いてから1ヶ月ほどかかります。
価格は2800円(税別)を予定しております。
もうしばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。

なお、白鷹町深山の工房にお越し頂いても、干支の販売は致しませんのでご了承願います。

深山焼みやまやき
深山工房つち団子  金田利之

メールdango.01@i.softbank.jp
携帯090-2955-1939















コメント
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