春節の思い出

昨日は、旧暦元旦、中国では春節。
このブログをさかのぼってみると、
ちょうど私が駐在を解かれ8月に帰国するその年2013年の春節が
今年と同じ2月10日でした。

新暦と旧暦は一年が一日違い、
かつ、新暦はうるう年、旧暦はうるう月があるために
新暦での旧正月の日は毎年違います。
しらべてみたら、
19年毎に同じ日に春節が来ることが多いですが、
2013年から2024年で11年後の同じ日に春節が来るのはめずらしい。

それだけ、私にとっては感慨深い春節となりました。
といっても、特別お祝いするわけではありませんが・・・(^-^;

　
2012年の旧正月休みの仕事納めの日、
工場の窓に貼られたお札。
はがされちゃえば、簡単にドロボーに入られちゃいそうですが、
今も工場には貼られているのでしょうか。なつかしい。

そして、旧暦大晦日には、夕方早くから路線バスもなくなります。
2011年には、はじめて中国に来た梅ちゃんを連れて
高速鉄道の駅を見せに路線バスで行ったけれど、
帰りはバスがなくなり、
アパートまで二人でおよそ一時間歩いて帰ったこともありました。

そして、夕方から午前0時のカウントダウン、その後もしばらく
空を真っ赤にする花火と爆竹の音。
爆竹の音に反応して鳴るバイク型の電動自転車のアラーム。
深夜まで寝ることができませんでした。
個人が自分のアパートの部屋から打ち上げる花火が、
当時珍しい24階建のアパートの12階に住んでいた私の部屋の窓からは
ほぼ真横に広がっていました。

たぶん2度と観ることはできない衝撃の祭典を
3度もこの目に焼き付け、この脳に記憶できたことは、
今生のいい思い出となっています。