思い出も処分しなければならないのかな

一昨日、高校時代の友の家を訪問した後、
小田急と都営線を乗り継いで
東京の実家に行き、ひとつき振りに泊まりました。

田舎者ですね。
やっぱ地下鉄・東急・相鉄を乗り継いで右往左往していた行きと違って、
小田急なら一本、グッスリ眠って起きたら新宿でした。
でも田舎者ですね。
小田急の改札を抜けてから、人の波に乗って右往左往、
常に路線名を示す案内を見上げていたので、首が・・・
でおよそ10分？くらい歩いてようやく都営線。
そこから実家まではまた座っていけました。

で、実家に行った目的は郵便物の確認。
先々月、それまでこの家を貸していた次男が引っ越し、
先月、粗大ごみを含めてゴミ出しの4泊5日をしましたが、
次男の郵便物があるかもしれず、かつ
空き家に空気を通すため、
しばらくは定期的に通わなければなりません。
相続した身としては・・・

とある記事で『相続したくないものベスト3』を
読みましたが、
3位は借金。これは当たり前ですが、
2位は墓地、そして1位は不動産だそうです。
現実、我が長男はこの記事と同じことを言ってます。
『墓も家も要らない。何とかしてネ』
私にとっては、墓地は私が建てたので我が家のそばにありますが、
やはり実家は遠いし、防災上の不安もあるし・・・お悩み中です。

でもココは・・・
それまでずっとアパート暮らししていた両親が、
なけなしの貯金をはたいて建てた家。
昨日も、周辺を歩きましたが、懐かしい場所もまだ残ってます。
そんな両親や友達との思い出を、
両親が大切にしていた家とともに処分していいのか・・・

でも次は我が身、実家と我が家を受け渡す側になります。
いまの私の悩みを、
次の世代に引き継いでしまっていいものか・・・
それぞれがそれぞれの場所で家を持つ時代・・・

時代が変わってきたんだから、変わらなきゃ・・・かな