『俺にあきらめられる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を。』
これは、秋ドラマ『PICU』で
ステージ4のガンの母親に息子の志子田先生が言った言葉です。
この言葉は、もう2年も一人で療養している母を持つ私に
ズシンと響きました。
最近、母の親戚2人が旅立ちました。
それぞれ母の姉妹の旦那さんです。
突然でした。知らせは・・・
本来は母のところに連絡がいくのですが、
息子である私に連絡して来てくれました。
このご時世ですから、
それぞれ近親者だけでのお別れの儀式でした。
一人は喪中はがき、一人は電話で知りました。
聞くと、数カ月の入院生活や闘病生活があったようです。
かたや病院、かたや自宅でのお別れだったそうです。
残されたお二人およびご家族は、
大切な人をあきらめられる時間、離れる覚悟ができるための時間をもてたのでしょうか
病院の場合は、これもこのご時世、
母と同様、面会はできなかったそうです。
自宅での介護も大変だったでしょうが、
ずっと大切な人の顔を見ていられた方が、
あきらめる時間が持てたような気がします。
私は・・・どうだろう。
と、こんなことを書いていたときに
療養先の先生から母の病状報告の電話・・・
まだ緊急にと言うことではないけれど、母も高齢・・・
今後の医療方針について来週お話し合いをすることになりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます