どこも同じ～ダム緊急放流

同じじゃん！

『ダム緊急放流 「氾濫危険水位」超過』というニュース速報。
記事によると、

岩手県は台風5号の影響で滝ダムの水位が上がったため、下流の長内川に緊急放流を始めた。
「緊急放流」は通常の放流と異なり、
これ以上ダムに水をためられないと想定される際に
流れ込む水とほぼ同じ量の水を流す緊急的な操作。

久慈市は緊急放流で氾濫のおそれがあるとして
流域の住民に早めに避難するよう呼びかけている。
県が緊急放流を行うのは、2016年8月以来。

とのこと。

昼前に上陸した台風5号。
天気予報を見ると、
岩手県から秋田県を横断して日本海に抜けるようですが、
途中、私が毎年お世話になっている
玉川温泉付近を通過するようで心配です。
そこばかりではなく、他の地域の方々にも
大きな被害が出ないことをお祈りします。

さて、このニュースの『緊急放流』。
もちろん、被害が出ないことは当然なのでしょうが、
流れ込む水とほぼ同じ量の水を流す緊急的な操作とあります。
それにより

氾濫のおそれがあるとして
流域の住民に早めに避難するよう呼びかける。

ほどの放流なんですね。

Youtubeには最近、
中国の洪水の動画を多く目にします。
そして決まって動画の解説には、
下流の街を氾濫させるほどの放流を上流で行った結果・・・
的な表現があります。
あたかも中国では非人道的なことが日常的に行われているように・・・

中国は国が広く川が長いから、上流・中流での大雨は、
そのまま下流に流れていくので、
あちこちで氾濫しちゃうんでしょう。

でも、台風や大雨があったときは、
どの国もやることは同じじゃん！
規模の差ですよ。

洗脳動画には、一歩引いてみたほうがいいでしょう。