ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

The Covers(6/26)3

2022-07-18 20:15:00 | メディア
甲斐さんが、ナッシュビルでのレコーディングについて語られたトコで
スタジオトークは一旦終了し、番組冒頭と同じ
1963年の第14回NHK紅白歌合戦でのザ・ピーナッツ「恋のバカンス」の映像が流れる中

「語り」の堂本光一さんが「そんな甲斐さんが披露するのは
1963年のザ・ピーナッツの『恋のバカンス』
ナッシュビルでレコーディングした初めてのカバーアルバムに収録
作曲は、和製ポップスの開拓者・宮川泰…(『作曲者 宮川泰(1931-2006)
ジャズの感覚を生かした和製ポップスの開拓者』とのクレジット)

ジャズの感覚を生かした、軽やかなリズムが印象的なこの曲
今夜は、甲斐さんが1978年にアメリカでレコーディングした当時のアレンジでお届けします」と説明
(画面下に『翼あるもの』のジャケ写と『アメリカでレコーディングしたアレンジで!』の文字)

「翼あるもの」と「恋のバカンス」のジャケットが並んで映ったあと
画面はスタジオのトークセットに戻り「恋のバカンス」のアナログ盤を手になさったリリーさんが
「改めて、当時の高音アレンジとか、めちゃカッコいいですね」とおっしゃって
水原さんに「この曲は聞いたことありますかね?」と質問

水原さんが「もちろん!もう、この曲はすごく素敵ですねぇ」とお答えになると
今度は甲斐さんに「でも、この…宮川先生のこのメロディーに感じる魅力っていうのは、甲斐さんは?」とお訊ねになり
甲斐さんの「もう洋楽ですよね」という返しを受けられ
「今回『恋のバカンス』は、どのようにアレンジして頂けるんですか?」と質問

甲斐さんは「そうですね、あの…僕…結局、ちゃんと、その…もう1回カバーするからには
その個性とか、そういう新たな切り口とかが出ないと
あんまり意味ないんじゃないかな?って感じがするんで
ミディアムレゲエのタイプのカバーになってますね」と説明なさってましたが

「翼あるもの」をリリースされた当時のインタビューでも
「バラエティーと歌番組に夢中だった」子供の頃から「ピーナッツは別格」とおっしゃるほど
「ピーナッツのファンだった。マイナーなレゲエでやってみたかった」と話されてます
ちなみに…甲斐さんが初めてアレンジなさった曲は
先刻チラッと流れた「グッドナイト・ベイビー」だそうで
こちらは「原曲よりもアップテンポで歌いたかった」とのことでした

更に…「原曲を知らない人達にも、その良さを判って貰いたいし
流行した時期を過ぎると、どんな良い曲も懐メロとしてしか評価されず
スタンダードが生まれにくい日本の音楽状況に
『本当はそうじゃないよ!』という思いもあるから…」…と話されていて
海外では、たとえ往年のヒット曲でも、単なる「懐メロ」ではなく
敬意を持って扱われていることにも触れておられます

ともあれ…ここで、ようやく1曲目のカバー曲披露の時間となり
トークセットとは別のスタジオで、ドラム・佐藤強一さん、ベース・岡沢茂さん
キーボード・前野知常さん、アコースティックギター・鈴木健太さん
そして、リードギター・古川望さんという、甲斐さんがおっしゃるところの
「ほぼ甲斐バンドのメンバー」を率いて…って
松藤さんもイチローさんもいらっしゃいませんけど…(苦笑)

マイクスタンドを振り回すシーンや「ジャケットアクション」も交えながら(笑)
「恋のバカンス」をお歌いになってましたが
奥さんは、マイクスタンドを手に動かれる甲斐さんにキャイキャイ言いつつ(笑)
一方で「やっぱり、この曲はアノ当時の声の方が破壊力あるね」とポツリ…
まだ少し甘さの残るハスキーボイスや、合間に聞こえるブレスの音やタメ息に
「のたうち回った(笑)」という当時を思い出して遠い目…(笑)

それはともかく…甲斐さんが、ビルボードツアーのMCで
「新しいギターが入ったんですけど、心配じゃないですか」とおっしゃっていたという(苦笑)
古川さんは「NHKの人(笑)」と呼ばれていらっしゃるだけあって、さすがの演奏で
奥さんは、この先の甲斐バンドツアーにも参加して頂きたいと申しておりました(笑)

甲斐さんが「間奏で、バリバリのツインギター弾かせようと思ってたのに
『フォークギターでいいですよね?』『フォークギターでいいですよね?いいですよね?』
…って言って来て…楽しようと思って!(笑)」と明かされていたものの
「『恋のバカンス』は、アコギが上手くないとダメなんで…」と指名なさった鈴木さんも
その期待にしっかりとお応えになっていたし
ご本人は「どれくらい映るかな?」とツイートなさっていたけど、ちゃんと存在感がおありでしたよね?

このスタジオ収録の映像が終わり、再び画面がトークセットに戻ると
MCのお二人はもちろん、スタッフの皆さんからも盛大な拍手が起こり
画面には「歌謡曲をレゲエ・アレンジでカバー」というクレジットが出て

リリーさんが「これはまた…僕が、あのー、ホントに甲斐さんの音楽に感じる
ナンか、ヨーロッパの路地裏の匂いっていうか…
まさか、この曲、こうなるのか!?って感じしますね」と驚かれてましたが
奥さんは「ヨーロッパの路地裏の匂い」というフレーズが刺さりまくったらしく(笑)

「甲斐さんのアノちょっと小昏い雰囲気の曲にピッタリな表現じゃん!
この曲も『熱い砂の上』って歌詞があっても、絶対に海岸じゃない感じって思ってたけど
リリーさんって、ホントにスゴイねぇ!」とビックリ!

ともあれ…リリーさんが「ここまで原曲…(とは異なるアレンジ)」と話されるのへ
甲斐さんが、カブセ気味に口を開かれたものの、そこは同じ福岡県民、慌てず騒がず…(笑)
甲斐さんは、さぞかし「どや顔」をなさってるでしょうと思いきや(笑)
「ナカナカ冒険してますよね(笑)」と返され、水原さんも「うん!大冒険!」とハゲ同(笑)

ただ、リリーさんの「でも、ねぇ?これは(作曲者の)宮川先生も
『あっ!この手もあったか!』(という思い)はあるでしょうね?」という賛辞は続き
甲斐さんが「(当時)もうすでに、レゲエっていうのは認知されてたんで、ボブ・マーリーとかで…
それから何年後なんで、もうナンか、こう…レゲエの色んなタイプが
もう、世の中に出始めてた頃なんでね、ちょっと面白いですよね」と話されると

更に、リリーさんが「このタイプのね、レゲエスタイルもないし…あと、ナンだろう?
その…『恋のバカンス』って、あのハネてるところの全般的なイメージが、あの曲を作ってるのに(笑)
ハネ方が全然違うっていうか…」と、おっしゃって
その途端に、奥さんは思わず「そう!そう!」と膝を打っておりました(笑)

甲斐さんの「歌詞はナカナカ淫靡な歌詞ですからね、実を言うと…」という一言に
水原さんが「うん、そうですよね、ナンか、その…だから原曲を聴いて、やっぱりこう…
パッと気づかないところをやっぱり気づかさせて貰うっていう…」と反応されると

甲斐さんが「そうなんです、実は、歌詞…字面を読むと結構な大人の…
気づかせないとダメだろと思いましたもん!大人の話だからね、これって…」とカブセられ
リリーさんも「確かに、そのー、淫靡な部分が
ここで浮き彫りになりますよね、このアレンジは…」とナットクのご様子

甲斐さんは「ふふふ…(笑)」と含み笑っておられましたが(笑)
ご自身も「カーテン」や「野獣」「ビューティフル・エネルギー」など
「淫靡な大人の話」をお書きになってますもんね?(笑)
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The Covers(6/26)2

2022-07-17 14:29:00 | メディア
ここで「バス通り」が流れ始め、そのジャケット写真と
「甲斐よしひろ 福岡県出身 ロックバンド『甲斐バンド』としてデビュー」というクレジットが出て

再び「語り」の堂本光一さんが…
「甲斐さんは、1974年、甲斐バンドを結成し、1stシングル『バス通り』でデビュー
翌年、2ndシングル『裏切りの街角』がロングヒットを記録します」…と紹介なさると
曲は「裏切りの街角」に変わり、画面には、そのジャケ写と
「ロングヒットを記録し注目を集める」の文字

そして…「そんなバンドとして注目が高まっていた78年
甲斐さんはソロ名義で、いち早くカバーアルバムを制作しました
レコーディングは音楽の本場、アメリカはテネシー州のナッシュビルで決行

その後、3枚のカバーアルバムを発表
60年代の名曲からJ-POPシーンを代表するロックナンバーまで
時代とジャンルを越える楽曲を、甲斐さんならではのアレンジでカバー
こだわり抜いてカバーに向き合い続けて来た、ロック界屈指のカバーの名手です」

…というナレーションに合わせ、まずは「翼あるもの」のジャケットと
「初カバーアルバム『翼あるもの』(1978)
バンド活動中にソロ名義で発表」とのクレジットが映り
その収録曲である「グッドナイト・ベイビー」が流れたかと思ったら
そのオリジナルである「ザ・キングトーンズ」の「グッドナイト・ベイビー」のジャケ写がドン!

そこから「甲斐よしひろとカバー」というチャプターの下、ザ・モップスの「朝まで待てない」や
BOOWYの「マリオット」、斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」
椎名林檎さんの「歌舞伎町の女王」のジャケ写がスライドし、そのナンバーが低く流れ
「名曲を独自のアレンジでカバー」「カバーの名手」というクレジットが出て

再び、画面がスタジオのトークセットに戻ると
「甲斐さんが最初にカバーアルバム『翼あるもの』を出されたのは78年?」とリリーさん
画面下には、その「翼あるもの」のジャケ写と
「ザ・キングトーンズ、ザ・ピーナッツ、かまやつひろしなどの名曲を収録
アメリカ音楽の中心地ナッシュビルで、一流ミュージシャンとレコーディング」の文字が映る中

甲斐さんは「78年ですね」とお答えになり
「どうしても、あのー、ソロで、あの…カバーで、フルアルバムを作りたかったんで…
だから、単身でナッシュビル…1人で行って…(『はあー!』とリリーさん)
それで、あのー、プレスリーの…まっ、有名なギタリストがいて…その人とか

ディランの『ナッシュビル・スカイライン』っていうアルバムとか
あと、ニール・ヤングのアルバム(『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』
『ハーヴェスト』)とかの、ホントに有名アーティストを全部ピックアップして
で、ホントに偶然、こう…イイ感じで集まったんで、それで1枚作ったんですけど…」

と説明なさってましたが、当時のインタビュー記事には…
「一般的に言って、甲斐バンド = 甲斐よしひろってイメージがあるじゃない?
俺は、バンドのリーダーとして、甲斐バンドをもう一回り大きくしたい
そのためには、まず、俺自身が大きくならなければダメだと思ってソロアルバムを作ることにした

でも、オリジナルは、あくまで甲斐バンドでやりたい
だって、オリジナルをソロでやっても、下手すると、バンドと同じになってしまう危険があるじゃない?
そうなってしまえば、ソロを出して幅を広げることにはならない
だから、ソロではカバー曲をやることで、あえてボーカルに徹してみようと思った
それも、昔、ヒットして知られている曲を今の時代にも十分通用するように斬新なアレンジをして…

これまでにも、アリスの谷村新司とか、NSPの天野滋とか、色んな人がソロを出してるけど
どこかバンドのイメージが吹っ切れてない訳ね
どうせやるんだったら、バンドはバンド、ソロはソロということを
よりハッキリさせるためにレコード会社を変えたんだ」…と記されていて

…って、まあ、バンドとソロでレコード会社を変える…
東芝EMIを説得して、最終的にポリドールから発売…ことは、前例がなかったために
マスコミには「甲斐バンド解散か?」と騒がれ
業界の方々からは「慣例破りの異端児」扱いを受けられたみたいですが…(苦笑)

海外で、現地のミュージシャンを使ってレコーディングをなさったのは
当時、日本のスタジオ・ミュージシャンは、十数人しかおらず
どのアーティストの曲も同じようなサウンドになりがちだったためだそうだけど

甲斐さんが、当時、甲斐バンドのマネージャーになられたばかりの佐藤剛さんにお渡しになった
その「候補者リスト」には「プレスリーのバックをやっていたギタリスト」
「モータウンの常連だったセッション・ドラマー」
「アレサ・フランクリンなどのバックをやっていたベーシスト」…といった
そうそうたるメンバーのお名前が並んでいたんだとか…(笑)

ちなみに…ディランの「ナッシュビル・スカイライン」
「ディランが『ロック化』した後、ザ・バンドとのセッションに明け暮れた日々を経て
ナッシュビルでレコーディングした『カントリーアルバム』」で
「ソロアルバムは、カントリーっぽい音とロックっぽい音でやりたかったし
楽譜以外のプラスアルファが欲しかった訳です」とおっしゃる甲斐さんが
ナッシュビルをお選びになった、大きな理由の一つなんじゃないかと…?

それはともかく…リリーさんが「でも(ナッシュビルでレコーディングされた)曲は
その向こうの…ナッシュビルのミュージシャンは知らない
日本の歌謡曲だったりもする訳じゃないですか?」とお訊きになると
甲斐さんは「だから、僕が生ギターで弾いてる…弾いて生で…
それ聴いて、で、もうホントに向こう(のミュージシャン)って、プロなんで…

あの…ナッシュビルのミュージシャンって、コード…コードで書かないんですよ
数字で書くんですよ、Cが1、Dが2…(『あっ、ツェー(C)みたいな?』とリリーさん)
そうすると、数字だと、あっという間に理解できるんですよ、だからもう本気のプロですよね
で、1曲が、だいたい2時間かからないんですよ、ホントに!もう初見なのに…

まっ、それ、ナッシュビル特有の…ニューオーリンズとナッシュビルだけが、そういう街らしいんですけど
ものすごく勉強になって、楽しかったですけどね、スゲェなあと思って…」とお答えになってましたが
奥さんは、そんなご経験を完成したカバー曲と共に、甲斐バンドのメンバーの皆さんに
身振り手振り付きで、お聞かせになっている甲斐さんを想像してクスクス(笑)

もっとも、甲斐さんがご自身で生ギターをお弾きになったのは
アメリカ育ちの日系人通訳の方に「日本語で判らせるのが大変」で
「通訳を通す不毛に見切りをつけた」結果だそうです(笑)

ただ、リリーさんのおっしゃるように「日本の歌謡曲」を知らないどころか
日本語を話せないナッシュビルのミュージシャン達が、通訳を介さずに
その歌詞の内容を理解することはなかったでしょうし
「日本語の歌詞」にこだわっていらした甲斐さんが
カバーとはいえ、それを度外視して選曲なさったとは思えませんけど

ニューヨークのパワーステーションで、ボブ・クリアマウンテンと作業なさった時に
「ボブは、根本的に、ミックスする際に、歌詞を知っておくかどうか全く問題にしてない
僕は、やっぱりね、詞とメロディーとサウンドが三つ巴で戦ってないと
うねって出て来ないと思うんだよ、胸に響かないわけ、良い意味で…それは、曲自体の問題にしてもさ

すごく良い詞を書いたと…でも、それに曲が迎合して行って
詞ばっかり浮き出るような結果になることもある訳ね
逆に、すごく良い曲を書いちゃった!じゃあもう詞は付け足し程度、乗ってりゃいいやと…
で、俺は、どっちも好きじゃないわけ、ハッキリ言って…

詞は詞で確立していて、かたやメロディーはメロディーで、その詞とケンカするくらい存在感がある
そういうものをまず作って、それでアレンジによって
サウンドとしてもうひとニュアンス加える…そういう方が好きなのね

となると、言葉が判ることで、詞の心情に左右され過ぎるようなミックスする人よりも
アメリカ人であるボブがミックスした方が発展して行くんだよね、往々にして…
全てを判ってて、すごく達観したやり方が出来る場合も、もちろんあるけども
そういう風に、パーツパーツの専門家が、各所に点在していることによって
プロジェクトとして明快なやり方が出来る場合もハッキリあると思うのね」と話されていて

このオリジナル曲に関する言葉をカバー曲に当てはめてみると
曲自体は、すでに作詞作曲されているので
甲斐さんは「もうひとニュアンス加える」アレンジに携わられる訳ですが
実際に、ニュアンスを変える「音」にして行く作業をするのが
スタジオミュージシャン達…と考えれば、歌詞の存在はあまり重要でなくなるのかなあと…?

ただ、そうやって甲斐さんがスタジオに入られ
甲斐バンドのレコーディングと同じようなスタイルで作業なさったことで
いわゆる「ディレクター」が不在となり「半ば必然的に」
佐藤さんがその役を務められることに…(苦笑)

甲斐さんが作って行かれる曲を、客観的にお聴きになって
意見を延べられたり、全体のバランスに気を配る作業を引き受けられ
結果的に、おひとりで制作から宣伝までをこなされたそうだけど
甲斐バンドのマネージャーになられて初めて
「『自分のやること、やらなければいけないこと』を見出したプロジェクトだった」と振り返っておられました

ちなみに…1曲にかかる時間が2時間足らずというのはホントみたいで
佐藤さんの日記には…「1月14日、リズムセクション『グッドナイト・ベイビー』
『えんじ』『10$の恋』『喫茶店で聞いた会話』『恋のバカンス』
16日、『この暗い時期にも』『あばずれセブンティーン』『サルビアの花』『卒業』
17日、『ユエの流れ』『マドモアゼル・ブルース』『薔薇色の人生』」…と記され
ミックスダウンは、1日で全曲仕上げてしまわれるというスケジュールだったみたいです(汗)
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The Covers(6/26)1

2022-07-16 20:40:00 | メディア
甲斐さんが、ビルボードツアーのMCで…「(この番組の担当者の方から)
『この日までは(出演したことを)言わないで下さい』って言われる訳だよね
でもさ、こんなツアーの最中に、大変な思いをして出てるんだから、言いたいよねぇ(笑)
心の安定を図るために、健太誘って…ねぇ?(笑)」と、おっしゃって

その収録を終えられたわずか2日後に、演奏曲など諸々すべて発表なさったそうですが(笑)
番組名は伏せておられたものの、イチローさんや鈴木健太さんが、SNSで触れていらしたし
岡沢茂さんなんて、収録当日に「今日はNHKにて某アーティストKさんのTV収録でした!」
…と出演メンバーの皆さんのお写真をアップなさっていたし(笑)

当の国営放送も「解禁日」を迎えた途端に…
「次回の『The Covers』…甲斐よしひろナイト~ソロデビュー35周年スペシャル~」と題し
「アーティストが思い出深い名曲をカバーするNHKの音楽番組『The Covers』
6/26放送回のゲストは、1974年に甲斐バンドとしてデビューし
87年からはソロとしても活躍を続ける甲斐よしひろ!
ソロデビュー35周年を迎え、今回番組初登場となる

甲斐はバンドとしてヒットを飛ばしていた1978年に
ソロ名義で、いち早くカバーアルバムを発表
以降も自身が愛する名曲に独自のアレンジを施し、3枚のカバーアルバムを発表している
60年代の歌謡曲からJ-POPシーンを代表するロックナンバーまで
時代とジャンルを越える名曲をカバーし続ける、ロック界屈指の『カバーの名手』だ

そんな甲斐が今回カバーするのは、1978年にアメリカ・ナッシュビルでレコーディングした
初めてのカバーアルバムに収録した曲『恋のバカンス』(ザ・ピーナッツ)
和製ポップスの開拓者・宮川泰が作曲を手掛けた名曲を甲斐ならではのサウンドアレンジでカバー
魅惑の仕上がりに、MCリリー(フランキー)と水原(希子)も『曲が持つ表情が変わった』と感動

そして、同じロックバンドとしてシンパシーを感じるという
エレファントカシマシの名曲『今宵の月のように』
宮本浩次が創る美しいメロディーが大好きだと語る
NHKアーカイブスからエレファントカシマシ自身の当時のアーカイブ映像も!

更に、オリジナルは1991年に結成したロックユニット
KAIFIVEによるヒットナンバー『風の中の火のように』
トークでは、ソロデビュー35周年を迎えた甲斐が、その音楽スタイルとカバーの魅力
そして、魅惑のプライベートトークも大盛り上がりの展開に」…と、がっつりネタバレ(笑)

もっとも、そのおかげで、エレカシや宮本浩次さんのファンの方々が大注目なさって
「今宵の月のように」の頃の宮本さんの映像はもちろん
同じロック界の大御所(笑)が、この曲について何を語られるのか?と
興味津々でオンエアーを待っていらしたみたいです(笑)

さて、その「The Covers 甲斐よしひろナイト」ですが…
1986年の武道館ライブ…甲斐バンド解散ツアーファイナルの「HERO」の映像が流れ
堂本光一さんが「今夜、ロック界のリビングレジェンド甲斐よしひろを登場!
1974年、甲斐バンドとしてデビュー
『HERO』や『安奈』など数々の名曲を生み続けています。1987年からはソロとしても活躍

今夜は、70年代から現在まで日本の音楽シーンを見つめて来た甲斐さんが
時代を越える名曲をカバー」と語られると
1979年のNHKホールライブの「安奈」や
「飛天」ライブの「風の中の火のように」の映像も次々と登場♪
続いて…「第14回NHK紅白歌合戦(1963)」の映像と共に
「1963年発表、ザ・ピーナッツ『恋のバカンス』
作詞は岩谷時子、作曲を宮川泰が手掛けた昭和歌謡を代表する1曲です」との説明があり

更に…「そして、97年発表のロックナンバー
エレファントカシマシの『今宵の月のように』
甲斐さんならでは、こだわりのアレンジでお届けします」
…と「ポップジャム」(1997)のエレカシの映像が流れ
「今夜は、ソロデビュー35周年を迎えた甲斐よしひろさんを迎え
その音楽スタイルの真髄に迫ります」と紹介されたトコで

ビルボツアーのステージ衣装をお召しになった甲斐さんが、トークセットのソファーに掛けられ
「だいたいロックバンドで、曲と曲の間にペラペラ喋るロックバンド、おかしいもんね?(笑)」
…と語っておられる映像が映り、ようやくタイトルバックと
「歌は歌い継がれて、スタンダードになって行きます」とのナレーション

スタジオのトークセットの前に、リリー・フランキーさんと水原希子さんが並んで立たれ
リリーさんが「今夜のゲストは、えー『Covers』初登場
ソロデビュー35周年、甲斐よしひろさんです
まあ、僕のね、地元の大先輩でもありますし
もう、ソロで35年ですけど、その…その前まで、まあ甲斐バンド時代もさ
色々な…あのー、音楽キャリアを経て、えー、もう正にレジェンドと言いますか、ねぇ?
それでは、お迎え致しましょう」と振られると

水原さんが「今夜のカバーゲスト、甲斐よしひろさんです!」とコールなさって
MCのお二人はもちろん、スタッフの皆さんも拍手でお出迎え
画面に向かって右側から『ロック界のレジェンド甲斐よしひろ初登場』
リリーさんと水原さんが、それぞれ「いらっしゃいませ!」とおっしゃるのへ
「ども!」と軽く頭を下げられ、スタッフの皆さんが立っておられるとおぼしき方をご覧になり

リリーさんの「ホントに、ようこそいらっしゃいました!どうぞお掛け下さい」との言葉に
「いえいえ…」とお応えになりながら、トークセットのソファーにお掛けになる甲斐さん
その際、小さな声で「よいしょ」と洩らされたことに
奥さんは「天下の国営放送で、初登場のレジェンドが、それ言う?(笑)」とクスクス(笑)
まあ「レジェンド」らしいっちゃ、らしい一言ですけど…(失礼!)

ともあれ…リリーさんが「イヤー!でも、まさか甲斐さんがここに…というか
テレビがあまりお好きでないって…?(笑)」とお訊ねになると
甲斐さんは「イヤイヤ!僕は、あの…出たいものだけは出るっていう
そういうスタンスで、まっ、出さして貰ってるんですけど…
テレビはもう、あの…出るより、観…観…観るっていうものかなと思ってますんで…」とお答えになり

「この番組、わりと最初の方から観てました
(『へぇー!』とリリーさん・『ありがとうございます!』と水原さん)
ハイ、あの…『子供と動物とリリーさんには誰も敵わない』っていう
その…映像の世界のね、噂がありますから…(笑)」と
是枝裕和監督がおっしゃったというフレーズをブッ込まれ(笑)

スタッフの皆さんの笑い声が響く中、リリーさんは水原さんとお顔を見合せられたあと
「イヤ、それ、どこで言われたんですか!?(笑)」とツッコミ(笑)
水原さんは「そんなことになってるとは…(笑)」とクスクス(笑)

それには「そうなんです」とだけ返され「この番組観てて、あの…池田エライザさんが
あの…『SWEET MEMORIES』…フライングV持って…(カバーなさった時の写真が映り)
『フライングVかよ!?』と思ったんですけども
あのバッドで、ナンかデンジャラスな感じ、良かったですよね

だから、ああいうのを…ああいうのが、カバーの醍醐味だ!っていう…まあ、この番組で言うとね
僕、ゾクゾクしたんですけど、あの瞬間…」と『感銘を受けた池田エライザのカバー』について語られると
「イヤー!良かったです!甲斐さんがフライングVに刺さってくれて…
あのギター、俺が貸したんですよ」とリリーさん

「えっ!?そうなんだ!?アレ、スゴイです!スゴイ!スゴイ!」と全力で驚かれる甲斐さんに
「アレ、フライングV、イイですよね?『SWEET MEMORIES』…」と嬉しそうなご様子(笑)
甲斐さんは「あの子が『SWEET MEMORIES』やる時に
フライングV持ってるっていうのが素晴らしかったですよね」と絶賛なさってましたが

甲斐さんがお考えになる「良質のカバー」は…
「綺麗な裏切り方が出来てるかどうかでしょ?オリジナルとも違って…
大事なのは綺麗な裏切り方だから、サウンドは斬新じゃないとね、アレンジというか…
聴き手を飲み込むようなところもないと、ダメなんですよ
始まった瞬間に『あまり原曲は損なわれてないけど違うな』っていうのが一番美しい」
…というものだそうですし、あの「SWEET MEMORIES」の切ないメロディーを
綺麗に裏切る象徴が「フライングV」だったんじゃないかと…?
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甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(7/1)4

2022-07-15 15:28:00 | メディア
今回のビルボードツアーを振り返られたあと
甲斐さんは「ハイ、ということで…えー、やっぱり、あの…先ほどの森田(貢)くんじゃないですけど
僕は、この人もホンット好きで、高校の時から…小坂忠さん、亡くなりました、ハイ
ホント残念です…えー、その曲を聴いて貰います

えー、これ、フォー・ジョー・ハーフとやったライブですね
これね『みんなのうた』でやってたんですよ
僕の娘たちか、ウチの息子の時の世代か、ちょっと忘れたんですけど
『みんなのうた』で、これ、良かったもんねぇ!
ナンか、切り絵…切り絵が…切り絵で、こう…展開してて…」と
「大きなけやき」を流されてましたが

お子さん方のご幼少期には、よくご一緒に子供向けの番組をご覧になっていらしたみたいで
「『おかあさんといっしょ』の『パジャマでおじゃま』が面白い」とか
『ポンキッキーズ』を見てても『これはメッセージソングだ』っていうのがある(笑)
ヘタな歌番組を見るよりドキッとする時あるもん」とおっしゃったり

「みんなのうた」についても「ものすごく良い作家に書かせてるのね、財津和夫、松本隆…
俺なんか、あんまり『みんなのうた』が良いんで、ビデオを録り始めてしまったという…
60年代前半に『おもちゃのチャチャチャ』野坂先生があって
60年代後半から70年代は『サッちゃん』があって、80年代の切り口になると思うのはコレ

『ケンちゃん』…ザックリと最初に『ケンちゃんなんか嫌いだよ』から始まるという
コレはスゴイ!キャスティングも工藤夕貴が歌ってる
ケンちゃんという友達が引っ越してしまう、イヤだい!っていう内容なんだけど…
他にも良い詞があるな、矢野顕子の『太陽のおなら』という曲に使われてる子供の書いた詞だけど…
『僕が大人になったら』…コレもスゴイもんがある」と、その歌詞を読み上げられたり…

そうそう!かつて「なかったこと」になさっていた(笑)甲斐バンドのデビューアルバム
「らいむらいと」に収録されている「アップルパイ」は
当時、ご自身でお歌いになるのは「ちょっと…(笑)」と
大森さんをリードボーカルに指名なさったそうですが

この「みんなのうた」にハマっていらした頃には
「考えてみたら『アップルパイ』って、童謡として聴くと良い歌だよね?
『みんなのうた』で流せるような感じで…(笑)」と認識を新たになさってましたよね?(笑)
もっとも今は、お嬢様方のお子さん達(お孫さんって言いにくい(笑))の影響で?
「みいつけた!」にハマっておられるみたいだけど…(笑)

それはともかく…「ハイ、ということで『大きなけやき』お送りしました」と甲斐さん
「えーと…そうですね、告知というか、えー、ソロデビュー35周年ということもあって
ここのところ、あの…頻繁にですね、色んなメディアに…えー、出ておりますが
えー、これもそうですね、NHK-VS…えー、違った、NHK-BSだ!(笑)

NHK-BSプレミアムで放送する『歌える!J-POP黄金のベストアルバム 30ミニッツ』という番組
えー、明日です、明日撮ります…明日収録…
えー、TRFのDJ.KOOさんがナビゲートしてる番組です
えー、僕が出る回のテーマは『野外で聞きたい曲』というテーマですね
放送は、7月31日日曜日、夜10時50分、ね?
まだ少し先ですけども…えー、放送されます
7月31日日曜日夜10時50分ですね

…と発表なさってましたが、ちょうど前回の「セイヤング」放送直前に
甲斐さんが、この番組に出演されることと
番組側が「楽曲へのメッセージ」を募集している旨を記したKメールが届いていたらしく
甲斐さんが「セイヤング」で、松藤さんに能古島の「オールナイト・フェス」について
「松藤いた?」とか「夢じゃないですよね?」とお訊ねになったことにニンマリ(笑)

ただ、ご出演情報自体には驚かなかったものの
この放送回のテーマが「野外で聞きたい曲」であるにも関わらず
メッセージ募集のお題の「楽曲」が「裏切りの街角」だということに
「違和感ありまくり(笑)」と申しておりました(笑)

ともあれ…「昨日、ウチの息子が『ナンとか坂』を横浜に観に行ったら
山本リンダさんがゲストで出て、おまけにDJ.KOOが、えー、出て来て
思いっきり、みんな盛り上げて…『やっぱり、名がある人は上手いね』って
ちょっと面白いこと言ってました(笑)
『有名な人はスゴイ』『有名な人は違う』ということですね、ええ…
ナカナカむちゃくちゃ、ナンか、盛り上げてたらしいですけど、DJ.KOO、ハイ

…と明かされてましたが、これは、ぴあアリーナMMで開催された
「乃木坂スター誕生!」のイベントのことみたいで
甲斐さんのご子息は、その夜公演に参加なさったようです
幼い頃から、音楽が溢れる環境で、甲斐さんのステージをご覧になってお育ちになり
「エンターテイメント」というものに対して
ある意味「俯瞰」的な視線をお持ちの方らしい感想だなあと…(笑)

そして…「最後のナンバーになります」と甲斐さん
「えー、これも『Covers』でやったナンバーですね、ハイ」と「今宵の月のように」を流され
インターバルが明けると「レッドスター」が流れ始め、エンディングトーク…と思いきや
1コーラスが終わる辺りで、ようやくメール募集の告知があり
「えー、先ほど、あの…『ソロワーク35周年ということなんで』って、ね?
ナンか『メディア出て』って言ってましたけど

『週刊文春』の阿川(佐和子)さんとの対談とか、えーと…ナンか『天声人語』にですね
朝日新聞の『天声人語』…えー、6月9日か、えー『ロックの日』ね?
『天声人語』で、ドン!と甲斐バンド、ね?
思いきり、どストレートな文章、ホントびっくりしたんですけど
えー(そういうメディア露出が)続いておりますね…『Covers』もね

ソロツアーは、たぶん10月くらいになると思うんですけど
これもまたですね、トンでもないメンバーなんで…
えー、まっ、甲斐バンドじゃない…以外(のツアー)は
えー『若い連中とやるだろう』としか期待してなかった人は
この秋のツアーのメンバー観て、ひっくり返ると思いますけど…『えっ!?』って…
まあ、ナカナカ期待しといて下さい…ということで、ね?」と話されてましたが

奥さんの「甲斐さんは、あまりに楽しみ過ぎると、ガマン出来ずに喋っちゃう(笑)」という言葉通り
ビルボツアーのMCで、最初は「キーボードあり」の編成とだけ明かされていたのが
結局、ツアーメンバー全員のお名前を洩らしてしまわれたらしく(笑)

…って、甲斐さん以外のミュージシャンの方々の知識を持っていない奥さんは
そのツアーメンバーの皆さんの顔ぶれを知らされても
「ひっくり返る」ことはなかったんだけど(苦笑)
「どんな感じのツアーになるのか?」が気になったみたいで
既知のギタリストお二人とベーシストの方はさておき
ドラムとキーボードの方のことをググってみて
「あ、こんな感じなら…」と安心した?ようです(笑)

ただ、奥さんの職場は、現在かなりの人手不足らしく、10月からのツアー日程によっては
相当アクロバティックな手段を取らないと、参加が難しい見通しみたいで(汗)
今は「根回し」のための「貯金(笑)」を貯めようと、残業などを引き受け
「助っ人」の方への指導にも力が入っているんだとか…(笑)

…という訳で、連日のように帰宅時間が遅くなっているんですが
今朝は、山笠のフィナーレ「追い山」が行われるということで、早朝から生中継にかじりつき(笑)
もっとも、3年ぶりの山笠とあって、桟敷席のチケット300枚は、発売開始11分で完売
行列の1番先頭の方は、発売日の前日から並んでいらしたそうだし(汗)
「不純な動機(笑)」の山笠マニアの早起きなんて、大したことじゃないかな?(笑)

今年は、あいにくのお天気…といっても「勢い水」が浴びせかけられるんで
どっちみち、びしょ濡れになるんですよね(笑)
…の中の「追い山」の模様は、NHK-BS、BS-TBSでも放送されてるんだけど
奥さんは毎回、KBC(九州朝日放送)の「走れ!山笠」を観ております

これは、甲斐バンドの「恩人」岸川均さんがいらした放送局だということと
「山笠中継は社業である」と、開局の翌年から他局に先駆けて中継を開始したと知ったことが大きいみたいです(笑)
ただ、小松政夫さんを始め、財津和夫さんや藤井フミヤさん、松重豊さんなど
興味深い方々がゲスト出演なさった時は、他局に浮気したことも…(笑)

このゲスト選びの基準として…「福岡出身」「福岡ローカル番組に出演中」
「ドラマ・バラエティに出演中」「博多座など市内の舞台に出演中」…等が挙げられているんですが
「山笠を担いだことのある人間しか『博多出身』と言う資格はない」とおっしゃっている(笑)
某ミュージシャンの方にお声がかからないことには少し不満らしい(笑)

まあ「博多駅」はあっても「福岡駅」は「西鉄福岡駅」しかなかったり
「山笠のあるけん、博多ったい!」という、洋菓子メーカーのCMがあったり
福岡市役所からの要請で始まった「集団山見せ」は
「博多部」から、本来の山笠の地域ではない
「福岡部」に「山が入る」ということに意味があったりと

「博多」と「福岡」は、似て非なるもの…との思いが根強いみたいだし(笑)
そもそも「『博多』祇園山笠」ですから(笑)
…って、おかげで関西では「京都祇園まつり」のニュースばっか流れます(苦笑)
「ホントの博多出身は、俺とチト河内しかいない」って方が
出演なさってもおかしくないですよね?(笑)

ちなみに、その「洋菓子の欧州」のCMのナレーションでは…
「博多には、安泰を祈る縁起かつぎや、しきたりが今も息づいている
その中で生まれ育った博多っ子は、あけっぴろげで人がいい
少しばかり横行で、祭り好き」…と語られてます(笑)

最後の「山笠のあるけん、博多ったい!」というフレーズを叫ばれているのは
このCMを手がけた地元の広告代理店「西広」の営業マンの方だそうで
「ちょっと声が枯れていて、イメージぴったり」というのが、その選出の理由らしいんだけど

「もっと荒々しい声にして、迫力を出すために」階段を上り下りされたり
プロデューサーの方をおんぶなさったりして、収録に臨まれたものの
「博多っ子純情」でお馴染みの長谷川法世さんは
「博多の人なら、もっと明るく山笠を語る」とバッサリなさったんだとか…(笑)
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甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(7/1)3

2022-07-14 20:35:00 | メディア
「ハイ、ということで…えー、あのー、実は『マイ・ペース』って、バンドがありまして
これ、僕、森田(貢)くん、すごく仲が良くてですね
デビューした頃、しょっちゅう、一緒にやることが多くて…」と甲斐さん

「まあー!歌が上手くて…『ホンットに歌上手いね!この人』って、毎回聴いて…
毎回同じように歌えるっていう…フラットに歌う人なんですけど、力…力も入れないで…
えー、僕、全く同い年だったんで…もうマイ・ペースはみんな同級生なんですけど…

森田くんが亡くなったと聞いて、ホンットに残念です
あの…ナンかねぇ、急に全部思い出した、その時…
ああ、俺、森田くんと仲良かったなあと思って…
その曲を聴いて下さい…マイ・ペース『東京』」を流され

曲明けには…「ハイ、ということで、マイ・ペース『東京』をお送りしました…
ねぇ…森田くん、ホントご冥福お祈りします
ナンかこう…僕らが…のデビューした頃っていうのは
ホントに、年に3枚くらいシングルを出さないと
存在証明が出来ないようなシングル時代…シングルレコード時代…

ナンか…で、アーティストの絶対数も少ないんですよね
だから、あのー、こう…仲良くなる…こう…結構しょっちゅう…
一緒になる時は、ナンか同じバンド多くて…
えー、そういう…レコード会社違ったんですけどね、ハイ
えー、そんなのがよく…多かったような気がします、ハイ」…と話されてました

ホントに、往年のミュージシャン達が「そういう年齢」になったとはいえ
この番組でも、毎月のように追悼の曲を流されることが多い昨今ですけど
やはり、甲斐さんがお若い頃にお好きだったミュージシャン達より
実際に面識がおありだった方々の方が、哀悼の念はお強いでしょうし

ましてや、同い年で、デビューなさった年も同じ…ということは
歌謡曲全盛期のヒットチャートに殴り込みをかける気概もおありだったでしょうし
ご自身で作詞作曲をされるボーカル同士として
また、甲斐バンドには同い年のメンバーがいらっしゃらなかった甲斐さんにとって
とても親近感を覚えていらしたお相手だったと思われますし
かなりショックをお受けになったんじゃないかと…?(汗)

奥さんは、森田さんがお亡くなりになった日に
甲斐さんが、ビルボード東京のステージに立っていらしたことに
心から感謝すると同時に、この先、甲斐さんのステージ1本1本を
これまで以上に大切に観ようと決めたらしい

それはさておき…4,630万円の振り込みミスのニュースを受けて
甲斐さんのファン仲間の方からの「もし自分の口座に大金が振り込まれていたらどうする?」
という質問ツイートに「島ひとつ買い込んで、俺ならヨーコと暮らす」と返された方からの投稿

これは、甲斐さんもカバーされた、かまやつひろしさんの「喫茶店で聞いた会話」の一節で
「我ながら、上手い返しが出来たとほくそ笑み
きっとファン仲間には大ウケだろう」と期待なさっていたものの
「引用が短く判りづらかったせいか、それともカバー曲のせいなのか
『いいね』が3つと驚くほど反応」がなかったそうで(苦笑)
「もしかしたら『ヨーコ』という愛人でもいると思われたかも?」と投稿者の方(笑)

「あれは『喫茶店で聞いた会話』の一節だったと説明するべきか?」と迷われている一方で
そもそも間違って振り込まれた人が「町役場の態度が気に食わず、返す気をなくした」
…などと言わずに「素直に返金に応じていれば、事件にならず
自分もこんな恥ずかしい思いをしないで済んだのに…」との思いもおありみたいでした

甲斐さんは「これ、ナカナカいいと思うんですけどね
ナンか、これ、たぶん判ってるけど流されてるんだと思うんですよね(笑)
えー、もう『いいね』もめんどくさいなっていう…ナカナカいい返しだと…
でもね、これもまあ、これもツイッターへの振り込みミスということでですね、ハイ
えー、で、更にその上で、あのー、恥を説明…説明したら、更なる恥の上塗りなんで
これはもう、気をつけた方がいいと思います、ハイ」と話され

続いて、両国国技館での元関脇・安美錦関の断髪式をご覧になった方からの投稿へ…
かつて、甲斐さんが「ロックは格闘技だ!」とおっしゃっていたけど
「大きなケガを抱えながらも、元大関・魁皇と並ぶ関取在位歴代1位の記録を残した
元・安美錦の土俵人生は、まさにロック」だと投稿者の方

ただ、この安美錦関の断髪式が、2年半も延期されていたこともあり
「髷付き親方が、これから無事に断髪式を迎えられるようになって来た」との一文に
甲斐さんは「そうなんですよね、結構、詰まってるんじゃないですかね
いいっすね、いいなあ、安美錦、僕好きですけど…
だけどね、安美錦ももう…まあ、失礼ですけど
あの…髪の残量もギリ間に合ったっていうね、あの…感じですよ
で、その感じで良かったですね、ハイ、ええ…」…って「そこですか!?(笑)」と思っていたら

「これ、あの…『ショムニ』の頃の高橋克実くんだったらですね
もう、色んな角度からの断髪式はムリなんでですね、大変だったと思うんですけど…
そんな余計なこと言わなくても…(笑)あのー、あのー、克実くん、あの頃ですね
反対の方からムリムリ…反対の方に、こう…こう…横断させてたんで、ハイ

あのー、色んな角度からはもうムリだと…もう、片一方…
一方からしか断髪は出来なかったと思うんですけどね、ハイ
ということで、失礼しました、克実くん(笑)
スキンヘッドになって、ホントに良かったねっていうことですね、ハイ(笑)」
…と断髪式を待っておられる訳でもない克実さんに飛び火なさってました(笑)

そして…「『Covers』ねぇ?『Covers』…昨日…昨日の夜ですか?
えー、26日にやったんですよね?えー、僕はまだ観てないんですけど…スイマセン
えー、えー、その『Covers』でやったナンバーを…
えー、甲斐よしひろ『恋のバカンス』」を流され
「ビルボードライブ史上、最高傑作です!」とおっしゃる方からの投稿へ…

甲斐さんがライブMCで、固い雰囲気の客席をご覧になり
「意気消沈してる」という言葉を発せられたことに対して
「あれは、息を飲んでいたのだと思います」との一文に
「そうなんですよね、ナンか、1回目のステージとか、意外とこう…緊迫してて
『おおー』って感じだったんですけど…なるほど…『息を飲んでいた』」と甲斐さん

甲斐さんの35周年と「(投稿者の方の)社会人生活の軌跡が重なって」おられるため
「ソロとKAIFIVEの楽曲が、それぞれに記憶の波となって押し寄せ」たそうで
「まるで、1人の男の人生を辿る上質な映画のサントラのような90分」に感激なさったらしく

「若い頃、まさに命を削っているように作品を作り、ライブをやって
僕たちを勇気づけてくれたことに、35周年の今、感謝しております」と記されていたんですが
「ナンか、スゴイなあ、有難いですね、ハイ」と言葉少なく返され
…って、きっとテレくさくていらしたんでしょう(笑)

次もビルボツアーに参加なさった方からの投稿…
近くの席にお見えになっていたカップルの男性の方は、甲斐さんファンらしかったものの
女性の方は「誘われて来ました」という感じで
公演中もスマホをいじったり、男性に話しかけたりと退屈そうになさっていたのが
「中盤あたりから、食い入るようにステージを見つめ
本編が終わる頃には『キャー!甲斐さんカッコいい!ヤバイ!』と叫び
最後にはノリノリでダンスされていた」そうです(笑)

また、年に1回だけビルボライブに参加されるという「ちょっとだけ甲斐さんファン」の女性が
「今年は何故か『また来ちゃった』と4回の公演に参加」なさったと
やはり、リピーターとなられる方が多いツアーだったことや
投稿者の方とご一緒に参加された、10代のお嬢さんが
甲斐バンドの定番曲がなかったにも関わらず
「すごく良かった!楽しかった!全部、曲は知ってた」とおっしゃったことも綴られていて
甲斐さんは「あっ、娘ね?これ…へぇー!そうなんだ!?スゴイなあ」と驚かれてました

「最終日の公演で(甲斐さんが)『出来るだけ長くやって行きたい』と言ったのを聴いて
嬉しいやら、寂しいような気持ちになり、涙が…」の件は
おそらく?東京から帰って来た奥さんが言っていたのと
同じような気持ちでいらしたのかなあと…?
この喜びと哀しみが共にあり…って感情は
キャリアの長いミュージシャンのファン全員の「あるある」なのかも知れませんねぇ…

甲斐さんは「ナンかね、今回ホントに甲斐バンドの曲、1曲か2曲くらいしかないんで
えー『どうなのかな?』というのはあったんです
そのぶん、あの…ものすごく達成感のある、大変な曲ばっかり選んでたんで、ええ…
まっ、バンドのメンバー、大変だったと思うんですけどね

僕もナンか…結局、ムチャムチャ…『ナンか、これ…初日、大変だな』という…
久方ぶりの、そういうプレッシャーがあって…
まっ、それも、ね?良かったんだろうと思います、ハイ」と振り返っておられましたが

「ハードルを上げ過ぎて、初日に間に合わないかも知れないと思った」とか
その初日の冒頭2曲を歌い終えられるなり「上手く行ったねぇ!」とおっしゃったそうですし
ご自身の両ラジオ番組で、かなりツアー関連の投稿をお読みになっているし
ホントに今回は「ひと味違う」ツアーでいらしたんだなあと…
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