夏休みに家族で石川県の山中温泉へ。
ジジイは朝が早いです。
で、早朝の散歩に。奧さんもお嬢さんも
いびきかいて寝てました。
鶴仙渓をひとりぶらぶら。
だれにも会いません。
一人、深緑につつまれて気持ちいいな~なんて
言っても誰も聞いてね~え。
さびしく写真を撮りながら歩きました。
付近の眺めのすばらしさに松尾芭蕉が思わず
「行脚の楽しみここにあり」と手をたたいて
喜んだんだってさ。
上流の高瀬で里人が漁火で魚を追う光景にふれた芭蕉は
「かがり火に河鹿や波の下むせび」と詠んだそうです。
俳句ってよくわかんね~。
芭蕉堂です。ここには俳聖芭蕉が祭られています。
明治43年に金沢の俳人である渡辺萎文(わたなべいぶん)を
中心として芭蕉をしたう全国の俳人たちによって建てられたとか。
現在の芭蕉堂は昭和29年に移築されたものだそうです。
ちなみに奥の細道であっちこっちいってる芭蕉さん
温泉を賛美してる句はあまりないそうです。
当時はあまり温泉なんて入らなかったのかも。
思い浮かぶ言葉がいい湯だなしか
ないのかも。
ご訪問ありがとうございました。