何回か書いてますがホント地名は読めないです。
近鉄電車編の続きです。
浮孔 坊城 橿原神宮 壷阪山
葛 薬水 福神
大阿太 越部 六田
浮孔 うきあな。
一瞬いんこうかと。 漢字違うし。
安寧天皇の皇居「片塩浮孔宮」に由来するんだそうです。
坊城 ぼうじょう ひねってません。
この地方の豪族坊城氏からきてるみたいです。
橿原神宮 かしはらじんぐう。
橿原は畝傍(うねび)山付近に生えていた橿を伐り開いた地域を
意味する地名語だとか。
壷阪山 つぼさかやま。
703年元興寺の僧弁基がこの霊峰に心ひかれて修行していたところ
秘蔵の水晶の壷に観音菩薩が浮かんだととか。
弁基はその壷を阪の上に安置し観音像を彫り本尊としました。
これが壷阪寺の由来で壷阪山もそのあたりから。
葛 私のことです。クズ。
薬水 これもまんま読みくすりみず。
昔、弘法大師がこの地に立ち寄った時、村では疫病が大流行。
あわれに思い、この井戸の場所を教えたところ、その水を
飲んだ病人たちがたちまちに治ったという。この伝承が
地名の由来みたい。薬水の井戸は現在も残ってるそうです。
福神 同じくふくがみ。
近くに地元の氏神である八幡神社があります。この八幡神社には
氏神と一緒に毘沙門天と弁財天を祭っています。
八幡神社の”福の神”にあやかって
駅名が”福神”と命名されたそうです。
大阿太 おおあだと読みます。
駅名は村の名前からきてるみたいですが、由来は
阿陀(アダ)の鵜飼の祖先からきてるのかそのあたりのことは
ちょっとわかりません。
越部 こしべ。
巨勢部をこの地に置いたのでコセ部→コシ部となったなど
いろいろ説はあるみたい。巨勢氏(こせうじ)は
「巨勢」を氏の名とする氏族で巨勢氏の部民と
考え られるのが巨勢部。
六田 むだ。
古くはむつだと呼ばれ、万葉集巻七に音に聞き目にはいまだ
見えぬ吉野川 六田の淀を今日見つるかも
なんてでてくるそうです。
どうですか、そう読みますか~っていうの
ありましたか。
以上、近鉄南大阪線吉野線でした。