読めますかってことで今回は
近鉄電車、京都線・橿原線編。
ほんと地名は難しいっていうか
関西に住んでる私でもけっこうよめなかったりします。
上鳥羽口 向島 富野荘
興戸 三山木 新祝園
上鳥羽口 かみとばぐち。上・鳥羽口と読まないと上鳥・羽口って
思ってしまうと読めません。うちのお嬢さんは読めませんでした。
駅名は上鳥羽地区の玄関口なので。
鳥羽は、「波止場」「泊場」「渡場」などからきてるらしいですが
平安時代にはすでにこのあたりは鳥羽とよばれてたみたいです。
向島 むかいじま。
むこうじまではありません。
巨椋池おぐらいけにあった島の名前。当時のままの池の姿なら
日本最大の池だったかも。いまは干拓事業などで当時の大きさは
ありませんが。
富野荘 とのしょう。
とみのではありません。
昔、そういう荘園があったというところからきてるみたい。
興戸 こうど。
酒造りをする人々が昔から住んでいて
「酒人」『さこうど』の里と呼ばれていたものが、いつの頃からか
『さこうど』の『さ』が脱落して『こうど』になったなんて説があるそうです。
三山木 みやまき。
うちのお嬢さんは三本山って読みました。
おしいって、どこがじゃ~。
地名の由来はよくわかりません。
新祝園 しんほうその。読めね~。
祝園の由来は、『日本書紀』崇神紀10年9月27日の条に
武埴安彦の叛乱を鎮圧するために、大彦と彦国葺が「忌瓮(いはいべ)」を
鎮坐(す)えて祈った後、輪韓(わから)河をはさんで対峙し
武埴安彦の軍を散々に破り、半分の兵士の首を斬り
「屍骨多(さは)に溢れ」たのでその地を「羽振苑(はふりその)」と
いったなんていう記述があるそうです。こわ~。
続きはまた。
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