この間、埼玉県の34歳詐欺女のことを話題にしたばかりだが、また詐欺女が出てきた。
今度は35歳詐欺女だ。 鳥取県での出来事である。
今朝の新聞には、この新・詐欺女について、
「女性周辺死者6人。交際の警官も署内で自殺」 などと報じられている。
そして、またしてもキーワードは睡眠導入剤、である。
この事件も、今後の捜査の行方が気になるところだ。
どちらの詐欺女の話も、すさまじいミステリー性に満ちた話である。
なんでこんなに特殊な事件なのに、ここまでよ~く似ているのだろうか。
不思議すぎるもんね、ほんとに。
ところで、34歳詐欺女のほうであるが…
今週発売の週刊誌に、その顔写真と実名が載っていた。
どの週刊誌にも、顔と名前がはっきりと載っている。
新聞・テレビでは写真はボカし、名前は「女」としか呼ばない。
でも、ここまでデカデカと公開されているのだから、テレビでも出せばいいじゃないか。
…な~んて、僕は思うのだけれどねぇ。
せっかくだから、昨日買った週刊文春・新潮に載った女の写真を、ここに載せます。
もう、見た人も大勢いると思うけど、まあ、こういう顔をしているわけで…。
週刊文春に掲載された写真
週刊新潮に掲載された写真
名前は、木嶋佳苗 というそうだ。
「父は東大の教授。 母は皇族出身。 雅子さまから手紙をもらったこともある」
7,000万円以上騙し取った福山さんという男性に対して、女はそう言ったという。
なんだか、最近、堺雅人が主演で映画になった…
「空軍パイロットで、父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の親戚」
と語り、女を騙しまくったクヒオ大佐みたいだ。
こういう女詐欺にひっかかる男性がアホではないか…
と思われる向きも多いだろう。
しかし、孤独な50~60代の男性、つまり 「男おひとりさま」 は、女性に騙されやすい。
そして、そのあげく、何の疑いもなく、大金を貢いでしまう。
…ということ…なんだそうである。
このことについて、週刊文春の記事の中で、77歳の野末珍平がこう語っている。
「男おひとりさま」 は、女性の優しさに飢えている。
少しでも優しくしてもらうと、感動し、自分を愛してくれていると思い込む。
しかし…
「この世には優しい女はいない」
「老いた自分に寄ってくる女はいない」
「口上手な女は怪しい」
この3つを忘れたら、騙されます。
…ということだそうである。
つまり、「女は甘くないんだ」…と。
これは、僕の意見じゃあ~りませんよ。 でも、説得力はある。
僕だって、やがて 「男おひとりさま」 になってしまうかもしれない。
「男おひとりさま」 は、危険と隣り合わせと自覚してほしいですね。
と、野末珍平は、そう締めくくっている。
う~ん。 なんだか、わびしくなってきたなぁ。