今からちょうど2カ月前の9月19日のこのブログに、
「どうする兵庫県・斎藤知事」
という話を書きました。
「パワハラ」とか「おねだり疑惑」とかで、その日、兵庫県議会議員の斎藤知事に対する不信任決議案が全会一致で可決されたことに関する話でした。
ご承知のように、それを受けて知事は辞職し、再び知事選に出馬したわけですが、議会の議員が全員、斎藤知事に「やめなさい」という決議をしたにもかかわらず、知事選に出馬したということ自体に驚きました。
そんなことで当選するのかなぁ?
と思った人もたくさんおられたでしょう。
僕もその一人で、元尼崎市長の女性候補が当選するのでは、と思っていました。
ところが、一昨日の17日に行われた選挙で、なんとまぁ、斎藤元知事が再選されましたよね。
テレビの速報で「斎藤知事が敗戦されました」というアナウンサーの声が聞こえたので、「あ、やっぱり負けたか」と思いながらテレビ画面に目をやると…
「敗戦」ではなく、「再選」でした。
「斎藤知事が再選…」を「敗戦」と聞き間違えたんですわ(笑)。
え~~っ? 再選されたの!と驚いた僕でした。
兵庫県民から選ばれた県会議員が全員、斎藤知事に対する不信任決議案を出したので、これは、言ってみれば兵庫県民の意見でもある。だから、知事選に出たとしても、勝てないだろう、と思っていました。
しかし、今回の選挙では、8人が出馬した中で、斎藤氏は111万票余りを獲得し、次点の元尼崎市長に約13万7千票の差をつけて当選したんですよね~
う~ん。
県会議員は県民の投票によって選ばれたわけですが、
その県会議員たちが全会一致で斎藤元知事に不信任の決議案を可決した。
言い換えれば、それが県民の意思だと言うことも、できます。
しかし今回の選挙では、同じその県民が斎藤元知事に勝利をもたらせた。
その辺がよくわからないんですよね~
が、しかし…
報道によると、斎藤元知事は、SNSで爆発的な人気を集め、結局それが当選の原動力になったのでは、と言われています。
SNSねぇ。
今はなんでもSNSの時代になりつつあるようですが、
この先、ますますこの傾向が強まって行くのでしょうね~
僕はそういうことに弱いので、何とも言いようがありませんけど。
それにしても、
2カ月前には、あれだけ世間から猛批判を浴びた斎藤さんが当選するとは、ホント、思ってもいませんでしたけど、SNSという力がどんどん世の中の情勢に大きな影響を与えつつある、ということを、強く感じた今回の選挙結果でもありました。
今後の言動や政治活動に注目します!
まぁ当選されたのですから、おっしゃるように、
今後に注目していきたいですね~