前回ブログの更新後、左肩の付け根の痛みがかなりひどくなった。
右手を伸ばしたり上げたりすると、左側の首というか肩というか、
そのあたりに激痛が走る。顔を洗う時、左手を動かすとまた激痛。
何か動作をするたびに、またまた激痛、また激痛。 ううううぅぅぅぅ。
25日の水曜日に、たまらず整形外科へ駆け込んだ。
それ以来毎日通い、電気治療と痛み止め注射をしてもらっている。
昨日は休診だったけれど、今日からまた通わなければならない。
おかげで一時の激しい痛みからは解放されたけれど、
まだ、首を上げたり横に曲げたりすると痛みが走り、
何もしなくても左肩がだるくて、みしみしと痛む。
寝転んでいるときだけ(姿勢によるが)痛みはない。
でも、左肩をすくめるように上げたりすると、痛みがなくなる。
パソコンにもその姿勢で向かうと、キーが打てるようになった。
まあ、ちゃんと医院に通い続け、日が経てば、
そのうち完治するだろう…と思うことにしています。
で、昨日は大阪女子マラソンが行われた。
期待していた福士は、まさかの…ではなく、またか…の失速。
4年前の北京五輪選考会を兼ねたこの大会でも、失速した。
ゴール前で倒れたりもして、大会前もそればかり報じられた。
当時は福士も初マラソンだったし、練習も30キロ走しかおらず、
それではいくら福士でも、フルマラソンを勝ち抜くのは難しい…
と思っていたけれど、そのとおりの結果となった4年前だった。
でも今年は違う。 走り込みも十分にこなし、
去年のシカゴマラソンでも2時間24分台で完走している。
そりゃぁ期待もしますよね~
昨日の大阪は、それまで何日も強い寒風が吹きまくりの日が続いていたのに、
なぜか風がなく、穏やかで、まさにマラソン向きのコンディションになった。
神様も選手たちを応援してくれたかのごとき日和であった。
テレビでずっとそのレースを観戦していた。
そのテレビを見ていて感じたことだけど…
テレビ中継には、なぜあんな多くの解説者がいるのだろうか?
高橋尚子、益田明美、有森裕子、山口衛里らかつての女子ランナーが、
中継車やスタジオなどいろいろな場所で解説をしていた。
みんな話し上手だから、それはまだいいとしても、煩わしかったのは、
中継車で解説していた実業団陸上競技連盟の藤田というおっちゃんで、
話す声がかすれ気味で聴き取りにくいし、内容も、中身のない話ばかり。
この人が話すと、せっかくのレースも興ざめしてしまうほどなのである。
テレビ局も、そのへんの人選を、もうちょっと考えてほしいものだ。
レース結果はご承知のとおり、福士が25キロを過ぎた地点で失速し、
新鋭の重友梨佐が、実に安定した走りで独走し、初優勝を遂げた。
24歳。 マラソン界の新星の誕生である。
重友選手の茫洋とした人柄といい、スケールの大きさといい、
ちょうど20年前の92年バルセロナ五輪の年の大阪女子マラソンで、
新人ながら、当時の人気選手・松野明美を破って好記録で優勝し、
五輪切符を獲得した小鴨由水(こかもゆみ)を思わせるところがある。
小鴨は、しかし本番のバルセロナでは、スタート直後に飛び出して、
結局途中で失速してしまい、惨敗を喫したけれど、
有森裕子が銀メダルを獲って注目を浴びたレースでもあった。
さて、これで重友選手のロンドン五輪代表入りは確実となった。
長身から繰り出すあの頼もしい走りの再現が、今から楽しみだ。
しかしまあ、福士はやっぱりフルマラソンには向いていないんだね。
スピードランナーだから、あのペースでは脚がおかしくなるのかもしれない。
ともあれ福士には、本業のトラックの1万メートルのほうで頑張ってほしい。
ところで…
4年前のブログで、大阪女子マラソンと福士選手のことを書きました。
お暇な方は、お読みいただけたら嬉しいです。
まあ、週明け早々月曜日からお暇な方なんて、
どこにもいらっしゃらないでしょうけど…
↓
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/d/20080201