昨日の大相撲14日目、大関豪栄道が14連勝で優勝を決めた。
過去10年以上の相撲人生で一度も12勝以上あげていない男が、
なんと初日から14連勝という快進撃で、思いも寄らぬ優勝だ。
本当に「まさか」の優勝だった。
豪栄道は大阪出身なので、僕もず~っと応援していた。
しかし、大関になってからの成績はさっぱりふるわず、
今日の新聞記事を紹介すると、このとおりである。
これまで大関の12場所中、10勝以上をあげたのは1回だけ。
これほど成績の悪い大関も珍しい。
毎場所応援するのだが、こんな調子ですからね~
おまけに、モンゴル勢ばかり優勝する時代となってから、
大相撲の興味も半減、特に朝青龍の態度が大嫌いだった。
そんなことで、日本人力士のふがいなさは、
先場所もこのブログで書いたとおりである。
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/e0069e87328c6a8f9e1697cd3311d8a8
ところで、
今年の1月に琴奨菊が10年ぶりに日本人力士として優勝した時は、
その千秋楽、優勝決定の一番は、豪栄道が相手だった。
その時、僕は初めて豪栄道の敵方を応援した。
そのときのブログにこう書きました。
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/013a252d9508ebc2b3952a012b2a6b75
「次の春場所では、ぜひ大阪出身の豪栄道に優勝してもらいたいですね」
と、このブログの締めくくりに書きましたが、春場所は無理でしたが、
まさか、この秋場所で優勝するとは、本当にびっくりしました~
豪栄道は大阪府寝屋川市の出身である。
寝屋川市といえば、モミィが幼い頃に一時期、京阪沿線にある
寝屋川の萱島(かやしま)というところに住んでいたことがある。
僕はそこへしょっちゅう行き、モミィを自分の家に連れて行ったり、
またこの家に連れて帰ったりした。わりに縁の深い土地ではある。
それにしても、大阪出身の力士が優勝するのは、
実に86年ぶりだという。昭和5年の山錦という力士以来だと。
昭和5年(1930年)といえば、うちの父母が2・3歳の頃だ。
相撲の盛んな大阪なのに、そんな長期間優勝がなかったんだ。
そして、もし…豪栄道が来場所、横綱に昇進したとしたら、
大阪出身の横綱は、1871年(大正?年)の大錦以来というから、
これまた実に99年ぶりということになる。約100年ぶりですよ~
まぁ、今場所の豪栄道は、相撲内容に勢いとツキがあったので、
来場所またこれほど、あるいはこれに近い活躍ができるか…?
というと、なかなか、むずかしいところだけれども、
とりあえず、今日も勝って全勝優勝を達成すれば、
来場所は準優勝でも、横綱の望みはある。
本日千秋楽の相手は、例によって琴奨菊である。
今年1月のリベンジを果たさなければならない。
優勝に気を緩めず、最後までがんばってほしい。