ピョンチャンオリンピックも後半に入ってきましたが、こう言うのも何ですが、テレビ局もどのチャンネルもオリンピックばっかりで、他の重要なニュースがお留守になっていますよね。(と言いながら僕もオリンピックばっかり書いていますが)。
まあ、テレビ局としては視聴率もあるので、それも仕方ないか…とは思いながらも、ちょっと、なんだかなぁ~?という場面もあります。
たとえば昨日(20日←火曜)の新聞のテレビ番組欄。
フジテレビの午前10時から11時55分までの欄を見ると、
女子ハーフパイプ決勝をフジで中継するようで、その番組欄には、
フリースタイルスキー「女子ハーフパイプ決勝」金メダル大本命小野塚彩那歓喜の瞬間を完全生中継
とありました。
「金メダル大本命・小野塚彩那」とは…?
たしかに小野塚選手はメダル候補ではあったけれど「金メダル大本命」というのはあまりにも行き過ぎた表現ですね。実際、結果として小野塚は5位に終わり、見ていても、金・銀・銅を獲得したカナダ、フランス、アメリカの3選手に比べるとかなり実力差を感じました。
「金メダル大本命」というのは、誇張に過ぎますよね。
書かれた小野塚選手ご本人も苦笑しておられるでしょ。
自局の番組を見させるために、こんなダマシの番組宣伝文句をテレビ欄に載せるのは、やはりテレビ局の節操のなさを表しています。知らない人は本当にそうかと思って見ますしね。
それと、ニュース番組で、競技とゼンゼン関係のないことをやるのもどうかと思います。
日本女子のカーリングの選手たちが、ハーフタイムでバナナとかイチゴとか食べる「おやつタイム」を番組で取り上げるのはまあいいとしても、今日のテレビ朝日の午後6時のニュースでは、コメンテーターたちに「これが日本のカーリング娘のおやつです」と、スタジオ内に同じような果物などが出され、それを出演者がみんなで「おいしい~」と言いながら、満面に笑顔をたたえながらパクパク食べていました。
なに、それ? オリンピックと、何の関係があるわけ?
どうもテレビ局というのは、生中継以外は、何をするやらワケわからない。
こっちはまじめに見ているんだから、もっとマジメにやれ~!
と言いたくなります。
さて、いま午後8時過ぎ。
これから期待の女子パシュート準決勝・決勝の生中継が始まります。
これこそ日本が「金メダル大本命」ですよね。
がんばってね~