小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

ダイサギソウ

2016年09月22日 | 野生ラン
関東以南の太平洋側 四国 九州 東南アジアに生える地上性の蘭。
高さ30~70 茎の先端に晩夏から初秋にかけ白い花が総状につきます。
地下には卵形の球根があり、前年の古い球根の横に並んで、新しい球根が通常ひとつしかできません。そのため病気や害虫に合うと絶えてしまう、たいへん貴重な蘭です。
だいたいの場所はわかっていたのですが、見にいける日が来るとは思っていませんでした。
















災害、気候変動、花を取り巻く環境の変化で、住む場所がなくなりつつある蘭に、さらに追い打ちをかけるのは人間です。悲しいけれど人間です。私もその一人として、この花を後の世に残していかなければならない、それにはどうしたらいいのか、常に考えていきたいと思っています。
この美しい蘭に出会えた事、感謝で一杯です。









4 コメント

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はじめまして (山沢周平)
2016-09-24 08:01:24
「ダイサギソウ」とてもきれいですね!

私も先日、途或ところで初めて見ることができました。
まさに大感動だったのですが、おっしゃるように、
問題は私たち人間ですね。

確かに希少価値のある植物(特に蘭系)は、
知っているのは一部の人のみで、情報が守られています。

心ない盗掘や、植生地が荒れることを考えると、
私も見に行かない方がよいのでは、
などと思ったりもします。

私もしっかりと考えていかねばと思っています。
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こんにちは (山帽子)
2016-09-24 09:19:38
こんにちは
私も初めて~
上の 山沢さんもこんにちは、ご訪問ですね、

最近はいろんなツールで撮影されて、位置情報が散逸したりして悩ましいですよね。

ネチケットが非常に大事な時代ですよね
これからも宜しくお願いします。
山沢さんも また宜しくでs~す。

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山沢さん (小さな--)
2016-09-25 03:29:49
はじめまして
コメント有難うございます。
また、私の下手くそな文章や写真を見てくださいまして、有難うございます。

この度、ダイサギソウを見る事ができて、大変感動しました。
そこには2株しかなくて、いつなくなるかわからない危うさもあり、もう2度と見られないかもしれないとも思いました。
今までも、何日か前にあった花が今日はないっていう事がありました。
山のものは持ち主がいないから、持って帰ってもいいという考えや、自分だけ楽しみたいと考える人がいるのでしょうか。
盗掘の手伝いをする訳にはいきませんので、なるべく気を付けて、この美しさや儚さを伝えたい。そして来年、再来年も咲き続けて欲しいと思いました。
山沢さん
これからもよろしくお願いします。
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山帽子さん (小さな--)
2016-09-25 03:42:48
山帽子さん
コメント有難うございます。
いつもあちらこちら歩かれて、すごいなぁ、後ろから付いて歩きたいもんだわと、噂してました。くしゃみしませんでしたか?
花を愛する方の優しい目で写す写真を、いつも勉強させていただいています。
今回もたくさん学ばせていただきました。

これからも、貴重な花との出会いを楽しみに、また、山帽子さんとも再会できますようにと願い、フィールドに出て行こうと思います。
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