小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

サツマサンキライ

2018年01月30日 | 花の記録

「薩摩さん嫌い」と言ったら西郷どん泣きます

前回登場のおばあちゃんと話してて

サンキライの事も聞いてみました

「あ~サンキライ、そこそこ」

「私たちは団子に使う」

方言が分からないけど、多分、そんな感じでした

雌花は少なかったから撮ったのは一枚だけ

 

私の住んでいる地方もカシワの葉ではなくて

サルトリイバラの葉で柏餅を包みます

ここはサンキライなんですね

雄花、やっぱり派手

 

サンキライは

サルトリイバラの根茎の部分が、漢方の生薬になった時の名前と思っていましたが

サルトリイバラのトゲがないものが、サンキライではないかと

思うようになりました

 

どちらもシオデの仲間だけど

花期も違うし植生も違うので別物なのでは・・赤い疑惑

 

 

あれこれ思っても

帰宅したら葉の写真が一枚もないって

いつもの大失敗 (~_~;)

 

 

 


ハマジンチョウ

2018年01月28日 | 花の記録

寒いので南へ出かけてきました

 

 

ハマジンチョウ科のハマジンチョウ

名前の通り浜に咲いています

 

 

波打ち際に自生していて

満潮時に根元が海面につかる「半マングローブ植物」なんですって

 

果実が波に流されることで分布を広げるそうです

サーファーの花 (^∀^) ハジメテダワ

 

2m近くある樹木でほとんどの花は下向きに咲いてます

 

 

そんな中 久しぶりの青空を見上げている花が一輪

 

近くで畑仕事をされてたおばあちゃんと

しばし会話

「今日、町内会で浜の掃除の予定だったけれど

インフルエンザが流行して中止になった」

「花を見に来てくれて有難う」

と申し訳なさそうにおっしゃる

 

いえいえ

私たちが有難うと言いたいのに

この寒い時期に咲いてくれて

どんなに嬉しいことでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 


カエンカズラとブーゲンビリア

2018年01月25日 | 花の記録

温室で見た花の続きです

カエンカズラ

 

 

炎が燃え上がるさまに見立てた「火炎葛」です

 

草津の本白根山が噴火しました

少しだけど山に登ったり滑ったりする我が家にとっては

今回も木曽御嶽山も衝撃でした

山に登れば

豊かな自然の恩恵を貰い

元気になりリフレッシュされてきました

 

私たちに喜びを与えてくれる自然が

ひとたび別の顔を見せれば

計り知れない力で襲いかかります

 

 

3000年も噴火がなくて、全く想定していなかった場所だとか・・

お世話になった大学の物理学の教授の言葉です

「自然と向き合う時は、我々人間中心に考えるのではなく、

宇宙が誕生してから現在に至る時間スケール、

ミクロなものから宇宙規模な空間スケールで物を見る姿勢が大事です」

 

 

 

火山列島の上で

煙を出している山へ登山したり

麓で温泉を楽しんでいる私たち

 

 

自然への畏怖を忘れてはいけないと

自分に言い聞かせて

また 山に登ります

 

ブーゲンビリア

フランスの植物学者がブラジルでこの花を発見した時の

喜びと感動から

「魂の花」とも呼ばれています

お亡くなりになった方に

謹んでお悔やみ申し上げます

 


熱帯睡蓮

2018年01月22日 | 花の記録

寒かったので、近くの温室に行ってみました

水性植物の熱帯スイレンです

室温は12度 暖かいという程ではないけれど

寒くもない温室

 

子どもが小さかった頃

保育園の遠足で何度か来たことがあります

その後もたまに思い出した時だけ・・

何時でも見られると思うと

本当に薄情

 

このスイレンは三日花で

一日目は雌しべが他の個体の花粉を受け入れる日

二日目は雄しべが花粉を出す日

三日目は・・リア充の日?

 

朝開き夕方閉じる

それを三回繰り返し

咲き終わった花は水に沈み

次の花が上がってくる

 

その繰り返しの間に

ほら 葉の中央にむかごを作ってます

 

短いけれど三日で一生を終え

次世代に繋いでいく様子が

ドラマチックです


2018年01月18日 | 花の記録

バラ科サクラ属のウメです

バラともサクラとも同じ仲間

 

私立恵比寿中学というグループの歌です

「梅」 作詞 前山田健一

♫♫ 春に咲く花といえば

サクラ 桜ばっか言うけど

同じく冬越えてきた

香り立つ梅の花

なんでこうも扱いが違う「松竹梅」でも最下位

みんな振り向いてくれない

 

♫♫ 花見といったら桜

卒業式も桜

ああいつも二番手

中略

♫♫ 咲き誇れ梅の花

桜のようになれぬけど

雪の重みに耐えて生き抜いた

その誇りで春を照らせ

 

中略

♫♫ 誰か一人は必ず見ているから

その人のため花を咲かせろ

 

 

朝のテレビの「梅ちゃん先生」の梅子も同じ事言ってたけれど

私は違うんだなぁ

 

まだ寒い日のある一月に

ぷっくりの蕾を見たら

「あーー頑張ってるな」と嬉しくなる

 

 

少し咲き出すと

そわそわして

大急ぎで見に行くよ

最下位なんかじゃなくて

おめでたい TOP3さんだから