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花にはハナアブたちが

2009-10-07 | 自然観察(昆虫)
秋で花が少ないですが、それでも咲いている花にはハナアブの仲間がたくさんやってきます。

まずは、タンポポにやってきていたヒラタアブ。
このヒラタアブはたくさん種類があるんですが、素人には外観で区別なんてできません。でも、この腹の模様は一番よく見かける模様ですね。


シロヨメナの花にも来ています。
「アブ」と名がつきますが、動物を刺すアブとは違ってハエに近い仲間です。
(英語では「Hoverfly」や「Flower fly」と呼び、人を刺すアブは「Horse fly」と呼んで区別します)

ミツバチもやってきますが、羽が4枚のハチに対して、ハナアブは2枚なので見分けられます。


こちらは、ちょっと種類の違うヒラタアブ。
黒が多いタイプ。


アザミにとまったところを横から。
こうして見ると、腹の下側は透明がかっているんですね。


大きなハナアブもいました。
毛深いためか、全身に花粉をつけています。

今の時期、残り少ない花を求めてハナアブたちが飛び回っています。
刺すことがないので、1つの株に何種類来ているか調べるのもおもしろそうですね。