滝川の河川敷を歩いているとカキドオシが咲いていました。
横から見ると、こんな形。
幅広な唇形花です。
中を見ると毛がたくさんあります。
さらに拡大してみると、毛だらけですね。
潜り込むハナバチなどに花粉を着実につけるためでしょうか。
漢字で書くと「垣通」。
花が終わったあと、つる状に茎を伸ばして垣根さえ通ってしまうほど育つ、というのが名前の由来です。
また和薬としても使われました。全草を乾燥させ、粉末にして飲むのだそうです。
別名はカントリソウ(癇取草)。子どもの癇が取れる…っていうけど、こんなもの飲ませられたらよけいに泣きわめきそうな気もします。
または、レンセンソウ(連銭草)とも呼ばれ、糖尿病や結石に効くとされています。
実際はどうなんでしょうね。