★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

観察会で出会った魚  モツゴ

2011-12-03 | 自然観察(魚)

用水路や沼、さらに側溝にも入り込んで住むことのできるモツゴ。
汚染に強い魚です。他の魚が住みにくい所でも繁殖できるのが強み。



関東では「クチボソ」とも呼ばれます。
自分にとっては、「クチボソ」のほうがなじみがあるかも。その名の通り、吻がとがっています。
この口で釣りの餌を横取りしてしまうので、フナ釣りなどでは嫌われる存在でもあります。

でも、横取りできずに釣り針にかかってしまうこともしばしば。
子どもにとっては釣りやすい魚です。
自分も釣りを始めた時に釣ったのがフナとモツゴだったので、個人的にも思い入れがある魚ですね。

観察会で出会った魚  ヌマムツ

2011-12-03 | 自然観察(魚)

用水路で群れているもう一つの魚がヌマムツです。
アブラハヤとくらべると、体に黒帯があるのが違いです。それと、うろこがはっきりしているのも違い。



今までの図鑑では、カワムツA型とされていた魚です。
それが、2003年に口先がとがっていて、胸びれと腹びれが赤くなるものを別種として「ヌマムツ」の名前がつきました。

ただ、オイカワと交雑することが知られており、実際にこの周辺の用水池ではハイブリットの魚がいます。この幼魚も、ひれの特徴があまり出ていないので交雑しているかもしれませんね。