★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

ありふれたヤマトシジミですが

2010-06-21 | 自然観察(昆虫)
翅の表側は、美しいブルーグレーです。
足下で翅を広げてくれたので、じっくりと撮影できました。

カタバミさえあれば、どこでも発生するありふれたチョウですが、じっくり見ると美しいチョウですよね。
普段は翅を閉じてとまることが多く、地味なグレーに黒紋の翅裏を目にすることばかりなので、気にもとめられないチョウですが。

めがね池のトンボ -コシアキトンボ

2010-06-20 | 自然観察(昆虫)
めがね池の最大勢力、コシアキトンボも続々と羽化しています。
2つの池をつなぐ水路の上で群れていました。
腰の部分が白くなります。それで遠くから見ると腰が「空いて」いるように見えるのでコシアキトンボというわけです。



ここが白いのがオスです。
なぜか立ち枯れたヨシを選んでとまっていました。



腰が黄色のコシアキトンボもいます。
こちらはメスか未成熟のオス。まだ羽化したばかりのようで、まとまってとまっていました。なので、確実にメスとは言えませんが、まぁたぶんメスでしょう。
近くにとまってくれるので、じっくりと撮影できました。



ななめ下から。
翅の根元と先端が黒いのも特徴です。
このアングルから撮ると、トンボって本当に飛行機に似ていますね。
翼と本体のバランスが、飛ぶために最適な位置のバランスになっているからでしょうね。

赤どぶ池に行くと、成熟したオスが縄張りをもち、ホバリングしながら縄張りを守る姿が見られます。
じっくりみていると、トンボ同士のせめぎあいが観察できておもしろいですよ。

今年も空を飛ぶ宝石に出会えました

2010-06-19 | 自然観察(昆虫)
そろそろ、めがね池にチョウトンボが飛ぶかなと思って行ってみました。
すると、コシアキトンボに混じって頭上を飛ぶチョウトンボを発見!
水路沿いのイロハカエデの枝にまとまってとまっています。
まだ、羽化したばかりで高めのところを飛んでいます。

どうにか近いところで撮りたいな…と、うろうろ。
そうしたら池の方にもいました。



だいぶ近いところですが、まだ頭上です。
黒い翅が透けていることがよくわかりました。



後翅が大きいので、まるで飛行機ですね。
実際に若い個体は、グライダーのようにして滑空しています。

チョウトンボの美しさは、翅を上から見ないとわかりません。
なんとか降りてきてくれないかなぁと待っていました。
オオスズメバチが猛スピードで通り過ぎていくのに、ちょっと肝を冷やしましたが…。

そして、目線の高さにとまっていたチョウトンボが、くるっとこちらに背中を向けてくれました。



この美しい翅を見たかったんですよね。
光線の当たり方で赤紫からブルーメタリックに変化します。



もう1枚。
きれいですよね。
これからしばらくは楽しめそうです。

コガネムシが多く見られました

2010-06-14 | 自然観察(昆虫)
浮島ヶ原自然公園で自然観察をしながら、子どもたちが見つけてきたのはコガネムシ。和名が「コガネムシ」という甲虫です。
グリーンメタリックがとってもかっこいいですね。



こんな光沢が美しい甲虫ですが、葉を食べる害虫でもあるようです。
のんびり動いているので、まるでアクセサリーのようでした。