★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

今日は富士山の西臼塚でアニマルトラッキングでした

2011-02-13 | 自然観察(哺乳類)

今日は所属する富士自然観察の会と静岡県富士農林事務所との共催で、富士山の日協賛企画として、富士山の西臼塚でアニマルトラッキングを行いました。
雪上に残された哺乳類の足跡から、どんな生き物がこの場所を歩いていたのか、残されたものからどんな生活をしていたのか推測しながら行う自然観察です。

朝の駐車場から、紺碧の空にそびえる雪富士を見ることができました。
その富士山に向かって出発。



まず見つけたのは野ネズミの足跡。
林道入口のゲートに沿って歩いていました。野ネズミは長い尾をもつので、尾を引きずった跡が残ります。
これは後肢の大きさからヒメネズミかな?
実際にこの場所でヒメネズミを見ているので、ヒメネズミでいいと思います。(あくまでも推測)



右から左へ進んでいます。
ウサギのような足跡がつきますが、とても小さいです。



林道には、シカの足跡が無数に残されていました。



足跡をたどると、こんな場所にも出くわします。
「ぬた場」といい、シカやイノシシが掘り返して寝ころび体をこすりつけた跡です。
体毛のダニなどを取るといった目的があるようですが、よくわかっていません。



さらに野ネズミの足跡を発見。
後肢の跡が大きいのでアカネズミだと思われます。(やっぱり推測。いくら長年、野ネズミを追いかけていても足跡だけじゃわからんです)



新雪の上に一直線に残っていました。
たどっていくと倒木の下に続いていました。朝、思い切って林道を渡ったのでしょうね。
通常は猛禽類(主にフクロウ)に襲われないように、倒木を伝っていったり、岩陰を伝っていったりするので、こんな開けたところを横切るのは、そんなに見られません。
時々こんな大胆な野ネズミがいますが。



昼食をとっていた場所の木をふと見上げたら、こんな跡が。
ツキノワグマが爪をといだのかな…?
(ヒトのイタズラ、ということもありえますが)

なんとかシカぐらには会いたいなーと、かなり歩き回りましたが結局何も会えずじまいでした。
まぁ、これだけ野ネズミの足跡を見て記録できたから良しとしたいと思います。

朝霜の中に咲くホトケノザ

2011-02-13 | 自然観察(植物)

今朝は、ここのところ続いていた雨が止んで快晴です。
朝は一気に冷え込んで、あたり一面霜がおりていました。
その中で朝陽を浴びて咲くホトケノザ。



朝陽の暖かさで、花についた霜は溶けて水滴になっていました。
これから一気に気温が上がりそうです。

今日は富士山の西臼塚でアニマルトラッキング。
どんな動物に会えるかな…

小潤井川のコサギ

2011-02-12 | 自然観察(鳥)

白鷺が続きます。
以前撮った写真が残っていたのでアップしてしまいます。
市内の市街地を流れる小潤井川。この川にも結構な数の鳥がやってきます。
その河原で、じーっとしていたコサギ。
微動だにせずに佇んでいました。



対岸になにやらじろじろ見ているヒトがいることに気付いて、飛び去って行きました。
黄色の足が目立ちますね。

逃げたダイサギは

2011-02-12 | 自然観察(鳥)

コサギと一緒にいたところに自分が近づいたら飛んで逃げたダイサギ。
園内を歩いていたら、これまたいつもの手すりにいました。
このダイサギも公園の常連かもしれません。
ちょうど園内を縦断する水路にかかっている橋の手すりです。ここだと獲物を探すのにいいのかもしれませんね。それとも近づく人間の姿を確認しやすいのかな。

ダイサギも寒いのでしょうか。
ずっとこのように首をたたんだままでした。

雨の中のコサギ

2011-02-11 | 自然観察(鳥)

久しぶりの雨です。
関東は雪のようですね。
温暖な静岡だからこそ雨なんですが、それでも寒いのは変わりません。
そんな冷たい雨が降る中、浮島ヶ原自然公園の木道脇にはいつものコサギがやってきていました。
前回のコサギと同じ個体だと思います。



ヒトがいなくてゆっくりしていたのに、なにやら傘をさして近づいてくるヒトが現れたので、ちょっと離れた水場へ移動。
冠羽が目立っていました。



観察をしていると、コサギの習性である「足震わせ漁」(勝手に命名w)を始めました。
片足ずつ震わせながら進み、エサが飛び出した瞬間に捕まえようという作戦です。
コサギの足先は黄色なので、効果的なんでしょうね。



冬になってあまり生き物が見られなくなっています。
暖かい時に出てくるオタマジャクシぐらいでしょうか。
しばらく足を震わせながら進んでいましたが、これといった獲物がいなかったようでした。
遊びも兼ねて、周囲の川や用水路からギンブナやアブラハヤなどを捕まえてきて移植したいところですが、なかなか時間がとれないでいます。
もう少し水生生物の生物相が豊かになるといいんですがね。

湿原の空 by 空倶楽部

2011-02-09 | 空倶楽部

9のつく日は空倶楽部の活動日です。
今月も浮島ヶ原自然公園から。
園内にたくさん生えているヤナギの上には青空が広がっていました。



冬は夕暮れがきれいですね。
夕方には、公園が紅く染まります。

すべて静岡県富士市の浮島ヶ原自然公園から。
PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR DiおよびPENTAX Optio W90で撮影。
撮影日:2011/1/22,29

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※空倶楽部とは…
風景写真が好きな皆様が参加する緩~い集まり。
9日、19日、29日のいわゆる「9」が付く日には空をアピールする写真をアップしましょう!という内容です。
タイトルに、「by 空倶楽部」と付け加えるだけ!
文章の途中に、何処でいつ撮ったか!?をさりげなく書いてもらうとgoodです!
皆様の参加をお待ちしております!

発起人:かず某さんchacha○さん

夕暮れのエナガ

2011-02-08 | 自然観察(鳥)

今日は午後から市内での出張で17時に自宅へ帰ってこれたので、ちょっとカメラを持って散歩へ。
自宅近くの林にエナガの群れが来ていました。
薄曇りで陽は沈みかけだったうえに、暗いズームレンズなので、こんな写真しか撮れませんでしたが…。



枝から枝に飛び回ってエサを探す姿が見られました。
この時期は、他のカラ類と混群を作ることが多いですが、今日の群れはエナガばかりでした。
しばらくすると、群れで移動していきました。
それと同時に林は日が暮れ、風の音だけになって夜を迎えようとしていたのでそのまま帰宅。
さすがに日が暮れるとまだ寒いですね。

樹上のコサギ

2011-02-07 | 自然観察(鳥)

タチヤナギの上にコサギがとまっていました。
上からあたりを見回しているようです。ちょうど近くの木道を歩いている来園者がいたので、様子見をしていたのでしょうね。



ヒトが去ったところで、いつもの水たまりへ降りていきました。
このコサギも、どうやら浮島ヶ原自然公園の常連になりつつあるようです。
エサ場として認識してくれたようですね。
継続して生き物を観察していると、次第に何度も会える個体に出会えることがあります。
そんな個体に出会えると、なんだか自分もその生き物の世界の一員になれたような気分になります。
それが継続して自然観察する楽しみかもしれません。