散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき
伊勢物語で、在原業平が「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠んだときに、ほかの人が詠んだとされる歌です。
まさに、東京中の「ソメイヨシノ」が散っています。
さぁ、今日も脳天気東京サクラ散歩に出発です。
今日の目的地は東京国立博物館です。
ただいま興福寺から阿修羅像のご一行様がお出ましで、すごい人の波。午後一時で30分街だとか・・・・・。
でも今日の目的は「阿修羅展」ではなくて春と秋に公開になる本館裏のお庭。
人波を横目にまっすぐお庭へ向かいます。
もともとこの庭は、寛永寺の本堂裏にあった庭園が起源のようですが、度重なる改修で当時の姿はほとんど失われているようです。
博物館には、最初、動植物を扱う部門もあったために、数多くの植物が植えられているのも特徴だそうです。
サクラに関しても、「ミカドヨシノ」「ショウフクジザクラ」などあまり他所では見かけないものもあります。
ショウフクジザクラ(正福寺桜)
兵庫県温泉町にある正福寺に原木があるそうです。
上部や北側を残して散り始めていました。
東博では正面にも美しい桜があります。
本館正面右側にある「ヨシノシダレ(吉野枝垂)」
いつ見ても見事です。
そして今満開なのが、表慶館と表通りの間にある「イチヨウ(一葉)」
サトザクラの中では早く咲きだします。
東博の東隣の寛永寺両大師では「ミクルマガエシ(御車返)」が満開です。
去年も書きましたが、「御車返」とは、この桜の前を通り過ぎた牛車の貴人たちが、今の桜は一重か八重か論争になり、牛車を引き返して確かめたという故事から名づけられたそうです。雅な名前ですね。
さらに東博の西北にある現・寛永寺本坊では、「カンザン(関山)」が咲き始めていました。
東京でよく見かける色の濃い八重桜が「カンザン」です。
今年はソメイヨシノがゆっくり開花したので、例年通り咲き始めたサトザクラ系の桜たちがソメイヨシノに追いついてしまいました。
さぁ、いよいよサクラの第二幕の始まりです。
伊勢物語で、在原業平が「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠んだときに、ほかの人が詠んだとされる歌です。
まさに、東京中の「ソメイヨシノ」が散っています。
さぁ、今日も脳天気東京サクラ散歩に出発です。
今日の目的地は東京国立博物館です。
ただいま興福寺から阿修羅像のご一行様がお出ましで、すごい人の波。午後一時で30分街だとか・・・・・。
でも今日の目的は「阿修羅展」ではなくて春と秋に公開になる本館裏のお庭。
人波を横目にまっすぐお庭へ向かいます。
もともとこの庭は、寛永寺の本堂裏にあった庭園が起源のようですが、度重なる改修で当時の姿はほとんど失われているようです。
博物館には、最初、動植物を扱う部門もあったために、数多くの植物が植えられているのも特徴だそうです。
サクラに関しても、「ミカドヨシノ」「ショウフクジザクラ」などあまり他所では見かけないものもあります。
ショウフクジザクラ(正福寺桜)
兵庫県温泉町にある正福寺に原木があるそうです。
上部や北側を残して散り始めていました。
東博では正面にも美しい桜があります。
本館正面右側にある「ヨシノシダレ(吉野枝垂)」
いつ見ても見事です。
そして今満開なのが、表慶館と表通りの間にある「イチヨウ(一葉)」
サトザクラの中では早く咲きだします。
東博の東隣の寛永寺両大師では「ミクルマガエシ(御車返)」が満開です。
去年も書きましたが、「御車返」とは、この桜の前を通り過ぎた牛車の貴人たちが、今の桜は一重か八重か論争になり、牛車を引き返して確かめたという故事から名づけられたそうです。雅な名前ですね。
さらに東博の西北にある現・寛永寺本坊では、「カンザン(関山)」が咲き始めていました。
東京でよく見かける色の濃い八重桜が「カンザン」です。
今年はソメイヨシノがゆっくり開花したので、例年通り咲き始めたサトザクラ系の桜たちがソメイヨシノに追いついてしまいました。
さぁ、いよいよサクラの第二幕の始まりです。