釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

’ギョイコウ’なのか’ウコン’なのか?

2009年04月14日 19時58分11秒 | 四季の花
サトザクラの中で異彩を放つ緑の桜、'ギョイコウ'(御衣黄)'ウコン'(鬱金)
なかなかこの区別がつきません。

新宿御苑が監修している『新宿御苑の桜 サクラウオッチング』にも、'御衣黄'の項に「花弁の色や花弁がやや小型で細かいことなどから、'鬱金'と区別できる。しかしお互いよく似た特徴を持つ枝変わりが現れることもあって、'鬱金'と混同している場合もある。」と書かれています。

さて私はどうやって区別をつけているかというと、基本に'ギョイコウ'があります。そののイメージは新宿御苑の花なのです。

新宿御苑の’御衣黄’

2008.04.15撮影

さらに
皇居東御苑の'御衣黄'

2008.04.15撮影

二つともよく似た花です。

しかし
東京国立博物館庭園の'御衣黄’

2009.04.09撮影

これはちょっと感じが異なります。

国会前庭の’鬱金'

2008.04.12撮影

東博の'御衣黄’はどちらかというとこちらに似ています。

以上4点のサクラにはちゃんと品種名の札がついていました。
だから名前は間違いないと思いますが、これほど'御衣黄'と’鬱金'は混同されやすいサクラなのです。

さらにややこしいのが、二つのサクラとも時間がたつと花色が変わるのです。
墓地の中央にある'鬱金’(私がそう思っているので'御衣黄’かもしれません。昔、'御衣黄'っていう札がついていたかもしれません。)もすっかりピンク色になってきました。


2009.04.14撮影


2009.04.08撮影

こんなに色が変わるんです。

みなさんは、青山墓地のこのサクラ、'御衣黄'だとおもいます?'鬱金'だと思います?
コメント
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