12月に入ってしまったが、11月の配信ギア「Pilsen」のレビュー。

公式のコメントに、Scotty PレンズはScottシリーズの最新作、みたいなことが書いてある。そんなシリーズあったか?
と振り返ってみると、Scott Sというレンズがあった。赤外線フィルターを使った白黒写真のような、青空が黒く落ちる絵が撮れるレンズだった。
Scotty Pは、青がかなり暗くなる。青被りではない。あとコントラスト増によって薄めの色が少し薄くなる。

Thaliaフィルムは、周辺光量やや低下。うすーく黄色被りかな。縁無し。
で、この二つを組み合わせるとなかなか良い。パックのテーマ地はシカゴで、公式の作例は晩秋のシカゴっぽいのだが、一番いい時のヒプスタっぽい空気感がある。それでいて、かつてのようなレトロ感はなく、最新のシャープな絵でもある。撮るiPhoneも進化してるしね。
最近では珍しく、2ヶ月連続で一軍入り確定の大型新人である。作例は全てPILSENパックの組み合わせ。



