昨日、六本木・STB139で行われたKOKIAさんのコンサートにsUnさんと二人で行ってきました
前日の土曜日、1日中降り続いた雨も、朝方には止んで、出かける時には
さすが、スーパー晴れオンナの私です。どうぞ、どうしても晴れて欲しい時は、私にお声をかけてください。私が見事、晴らしてみせましょう。
私たちは、1セット(15時開場/16時開演)の方に参加したのですが、コンサート前にちょこっと寄り道。
神宮外苑のイチョウ並木の紅葉を見に言ってました。まだ紅葉には全然早かったです おまけに、夏に逆戻りみたいに暑くて暑くて、出店も沢山出ていたんですけど、その出店が「あったかーい○○○」ばかり
一番人気は、ソフトクリームだったみたいです。
寄り道の様子は、別の記事で改めてってことで、KOKIAさんのコンサートの話に戻りますね。
KOKIA Fairy night ~アイルランドの調べ~
STB139は、コンサートが始まる前に、お食事タイムがあります。
お料理のお値段はちょっと高いけど、とっても美味しいです。ドリンクの種類も豊富で、リラックスして音楽を楽しめる素敵な所なのよ。
それと、もう一つのお楽しみは、この日だけのスペッシャルドリンクが用意されるということ。
この日の特別ドリンクは「アイリッシュウイスキーとアイリッシュクリームリキュール・アイリッシュハーブリキュールと、ギネスを使って、アイルランドの魅力をふんだんに詰め込みました!適度な甘みとビター感の中に、様々な香りが溢れるコーヒー風味のデザートカクテルを妖精の訪れる夜に、ゆったりとどうぞ・・・。」
って、書いてあったけど、どういうドリンクなのか想像できニャーイ
前回は、アルコールとノンアルコールの2種類あったのですが、今回はアルコールのしかありません
でもせっかくですしね・・・、しゃーないアルコールが飲めない体質のsUnさんに代わって私が飲んでみるか。
見た目は、コーヒー牛乳みたいなところも、ハーブとシナモンも去年と似てる。でも味がしっかりリキュール。口に含むのトロッとホワッと熱くなる感じ。本物のリキュールが入ったチョコレートボンボンのような・・・。
甘くて口当たりが良いので、グビグビいけそうですが、普段お酒を飲まない私がグビグビ飲んでたら、絶対に爆睡しちゃいそうな、そんなドリンクでしたよ。
来年、もしもSTBでコンサートがあるなら、スペシャルノンアルコールドリンクも是非復活してください
いつもコンサートの度にKOKIAさんが作ってくださるパンフレット。
今回のパンフレットの写真は、昨年KOKIAさんがアイルランドプチ留学した時に訪れた「グレンタロッホ」という所の写真だそうです。撮影by
KOKIAだそうですよ。
場内の明かりが落ちて、暗くなるとピアノ:瀬田創太さん、ギター:Sean Wehlan、そしてKOKIAさんがステージに登場。
ショーンの奏でるギターの音に、瀬田さんのピアノが共鳴するみたいにポロン、ポロロ~ンって、効果音みたいな、何かの風景をイメージしているようなイントロから、KOKIAさんの歌が始まります。
のっけから、何の歌だかわからニャーイ
でも、とっても幻想的で素敵な歌です。一気にアイルランドの森の中に誘う、みたいな強く引き込まれるような歌でした。
歌い終わってからKOKIAさんから、曲紹介がありました。
「結婚を反対されていた娘さんが死んで、恋人の夢枕に立って話しかける、結婚できる日はそんなに遠くないわ」って、とっても切ない歌なんだそうです。
あ~ら、森とは全然関係なかったのね
歌詞の内容から、アイルランドの古い歌を検索しましたら、She moved through the fair という、歌が見つかりました。
私のヘッポコ耳が、セッツミーとか、マイマーザーとかマイファーザーとかって言葉を聞き取ったので、たぶんこの歌で間違いないと思うのですが・・・
2曲目は、恋の歌で、小鳥のヒバリがでてくる可愛らしい歌。
ってことで、たぶんLark in the clear air 英語の歌になると10代といってもいいぐらいキュートになってしまうKOKIAさんの魅力全開でした
3曲目は、聞き覚えのある歌。たぶんCMでよく聞いていた曲。大好きな曲だったので、たぶんThe water is wide で間違いないと思います。
私のよく知っているThe water is wideより、ややアップテンポに明るい表情で歌っていたのが印象的でした。
KOKIAさんも、この歌好きなのかしら!?って妄想してしまうくらい、楽しそうに歌っていて、こちらまで幸せな気分になりましたよ
いつか、なにかのアルバムで音源化してほしいなぁ~、手元において、好きな時に好きなだけ聞きたい、そう思った歌でした。
4曲目は、KOKIAさんのオリジナル曲でそら
そらは、私の大好きな曲で、いつか生で聞いてみたいって思っていたので、超嬉しかったです
この歌にはアイリッシュハープが使われていて、前にアイルランドでライブをしたときに、この歌を歌ったなぁ~って思いだしてチョイスしたそうです。
CDのそらは、大きな広い空とそよぐ風とイメージ。でも、昨日のそらは、風というよりお日様を感じる空。陽だまりだったり夕焼けだったり、優しく包み込まれるような感じで、とっても癒されて元気を注入してくれてるみたいな、ホロリときそうなそらでした。
5曲目は、The maid of culmore KOKIAさんが教えてくれたタイトルを、私のヘッポコヒヤリングから、探偵張りに検索してみました。
「ふっふーん、奥さんわかりましたよ。これですね」 歌詞の内容も、だいたい合っているのでコレだとおもうのですが・・・
遠く離れてしまった恋人の後を追って行くけれど、住所もわからないし、僕は迷子になってしまうかも~~みたいな、ちょっと怖い内容です。
ここで、KOKIAさんと瀬田さんは一端はけて、ショーンのオンステージ
3曲演奏して下さったのですが、2曲目のダニー・ボーイしかわかりませんでした
ダニー・ボーイも、よーく耳を凝らしていないと、あのフレーズを聞き逃してしまいそうなくらい、ショーンアレンジ爆裂でしたよ。
ただし、私は大好きな曲だったので、もう少しオーソドックスに聞かせて貰えたら、もっと喜んだかもしれません。
ショーンのギターは、私の大好きなアルバム「ウィンダム・ヒル ギターコレクション」の中の、ウィリアム・アッカーマンみたいな感じで、とっても素敵な情景が浮かぶ調べでした。
気持ちが良すぎて、アルコールが回ってきて睡魔が・・・アブナイアブナイ
ショーンのステージが終わって、ギネスビールでみんなと乾杯
おやっ、KOKIAさんの手にはバイオリンが ひょっとして、バイオリンを弾いて下さるのですか
ちょっと緊張気味に、始まった曲は、なんとなんと軽快なジグ
バイオリンというより、フィドルって感じの、弓を小刻みに動かす踊りだしそうなメロディー。
ジグって8分の6拍子で、同じコードの繰り返しみたいで、どこで終わるのか予測不可能な、アドリブ満点の曲らしく、束の間のアイルランドのパブの雰囲気を味わあせてもらいました 楽しかったですよ。
次の曲は、またしっとりと切なく、でもどんな曲だったか全然思い出せず 1曲だったか2曲だったか記憶が抜けてる。
知らない曲の後は、アルバム「Fairy Dance」にも収録されているSiuil aRun
もう、この曲はKOKIAさん、ベテランって感じで、KOKIAさんの持ち歌みたいです。
ただ気になったのは、瀬田さんのピアノで、瀬田さんが頑張ると、どうしてジャズコードのようなのが出てきて、ちょっと????って気になってしまいます。
瀬田さん、もう少し我慢、我慢してって感想は、まるっきり私個人の感想です。
次は、いつもはクリスマスシーズンに歌っていますが、ショーンと二人で、アメージンググレース
この曲は、ゴスペル調のイメージがあります。私も、野太い歌声のアメージンググレースは大好きでした。
でもある時、映画「メンフィス・ベル」を観た時に、挿入歌だったアメージンググレースを聞いて
素朴で牧歌的な、母さんの歌みたいなアメージンググレースの虜になりました。
昨夜のKOKIAさんのアメグレは、まさに牧草の匂いがするような歌で、大感激しました
そして、アルバム「Fairy Dance」にも収録されているゲール語で歌っているTaimse im chodhadh
アイリッシュの伝承歌には、音符の楽譜らしいものがなくて、口伝もしくは記号のような楽譜だそうです。(イメージは江差追分)
ちょっと唸ったり、溜めてグンと高音になったり、こぶしを回したりと、とってもむずかしそうなのに、更にゲール語に挑戦したKOKIAさんに拍手
ゲール語だと、よりイメージが広がるというか、妄想が大きくなる感じがします。言葉はわからないけど、気持ちが情景が伝わる、そんな気がします。
コンサートラストの曲というか、アンコールだったのでしょうか。
もう一度、The water is wideを歌って、コンサートは終わりました。
とっても素敵なひと時でした。「アイルランドへ行ってみたくなりましたか?」「えぇ、モチロン」
アイルランド観光大使になってしまうんじゃないかって思うほど、アイルランドの魅力を猛烈にプッシュプッシュしていたKOKIAさんでした。
あっ、誰かアイルランドの関係者の方がいらっしゃったら、ぜひKOKIAさんを推薦してくださいね
ダラダラと長く書き綴りました。最後まで読んで下さった方々、ありがとうございます。よかったら、動画サイト等で、検索して聞いて下さったら嬉しいです。
~~~追 記~~~
KOKIAさんのドレスは、ロング丈の無地の濃い青地(群青色)で、胸元のヨークに白い細いレース。カワイイんだけどね、会場が暗くて、小さなキャンドルがテーブルにあって、黒い上下の瀬田さんと暗めのドレスのKOKIAさんで、ちょっとお通夜みたいでした
もうちょい、私たちの方が楽しんでるオーラを出さなきゃダメですね。