3月の桃の節句を前に、古い街並みが残る滋賀県日野町では、近江商人の屋敷などおよそ100軒が室内に飾ったひな人形を通りから鑑賞することができる「日野ひなまつり紀行」の催しが3月7日まで開かれている。
ひな人形を展示しているのは、滋賀県日野町中心部の近江商人の屋敷や一般の住宅などおよそ100軒。
ひな人形は江戸時代から伝わるものなど、長年、各家庭で大切にされてきたものばかりで、「桟敷窓」と呼ばれる小窓など、通りから鑑賞することができる。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、地元の資料館での特別展を中止するなど、例年より規模を縮小しているが、訪れた人たちは古い街並みを散策しながら、華やかなひな人形をゆっくりと眺めていたという。
<NHK大津より>