近江八幡市のボランティアグループ「八幡山の景観を良くする会」(八景会)が、八幡山とその周辺の観光スポットをまとめたパンフレットを作製した。A3判(縦四つ折り)両面にカラー写真と地図を交え、近江八幡の魅力を伝える。
パンフレットは一万部作製し、八幡山ロープウエーの駅や近江八幡観光物産協会(白雲館内)などで配布している。
日牟礼八幡宮、八幡堀、近江商人の町並み、水郷巡り、ヴォーリズ建築群といった地元の見どころを、歴史的背景に触れながら説明。
八幡山の登山道と縦走路を地図で示したハイキングガイドに名所旧跡も落とし込み、八幡山を麓から眺望できる撮影スポット、山頂からのパノラマ絶景スポットを、写真を添えて紹介している。
八景会は2005年春から、八幡山の竹林整備や遊歩道の除草などを続けてきた。雑木や背の高い篠竹を切ったことで、近年は麓から城跡の石垣が見えるようにもなった。休日にはJR近江八幡駅からリュックサックを背負った人たちが、八幡山を目指して歩く姿も目立つという。
<中日新聞より>