長浜市朝日町の米川のほとりに立つ「長浜浪漫ビール」の醸造所。
白壁とレンガ壁を組み合わせた建物の内部には、見上げるほどの高さの金属製タンクがずらりと並ぶ。製造中のビールやウイスキー、その原料から放たれる独特の香りで満たされた空間は、酒好きにはたまらない。
白壁とレンガ壁を組み合わせた建物の内部には、見上げるほどの高さの金属製タンクがずらりと並ぶ。製造中のビールやウイスキー、その原料から放たれる独特の香りで満たされた空間は、酒好きにはたまらない。
↑写真:長浜ビール(中日新聞より)
1996年創業の県内初のクラフトビールの醸造所。ビールの最低製造数量基準を緩和した1994年の酒税法改正を受け、地ビールで長浜を盛り上げようと設立された。現在、ビールの醸造を手掛けるのは、この道15年の奥村太さんと3年目の上村雄大さん。
ビールは、お湯でおかゆ状にふやかした麦芽にホップを加えて発酵させ、熟成を経て瓶詰めされる。麦芽とポップ、酵母の組み合わせに加え、ホップを加えるタイミングや量、フルーツなどの副原料の使い方によって、味の幅は無限に広がる。
昨年末には、長浜観光協会と日野町の醸造所と協力し、一般家庭から募った梅酒のウメの果肉を漬け込んだ「ボン梅(バイ)ツェン」を限定発売。こうした限定銘柄を四季ごとに1、2種類ずつ開発し、創業以来生み出した銘柄は100種類以上。それでも、まだ手掛けたことがない分野も多いといいう。
昨年末には、長浜観光協会と日野町の醸造所と協力し、一般家庭から募った梅酒のウメの果肉を漬け込んだ「ボン梅(バイ)ツェン」を限定発売。こうした限定銘柄を四季ごとに1、2種類ずつ開発し、創業以来生み出した銘柄は100種類以上。それでも、まだ手掛けたことがない分野も多いといいう。
華やかなホップの香りが際立つ「長浜エール」など性格の異なる定番の3銘柄も、醸造を重ねるごとに改良している。上村さんは「来店の時期によっては、微妙に異なる風味を楽しめるかも」と話す。麦汁の搾りかすを肥料として提供している長浜市内の農家からは「ホップをつくってみようか」との提案もある。「麦芽も市内で作ってもらい、いつかは地元素材のビールもつくってみたい」と奥村さん。醸造家たちの探求心は絶えない。
同社では、2016年11月からウイスキーの蒸留も始めた。
「ワールド・ビア・アワード・ジャパン」など、ビールとウイスキーを合わせ、国内外の品評会での受賞は20回近くに上る。
<中日新聞より>
また、滋賀県日野町にも「HINO BREWING(ヒノブルーイング)」は1997年から
滋賀県日野町にある「滋賀農業公園 ブルーメの丘」の敷地内で、2018年に醸造を開始している。
日本人、ポーランド人、イギリス人の祭り好きな3人が、ブルワリーを開業。 祭りをテーマに、日本各地の祭りのためのビール造りを広めて行きたいと考えている。 名付けて「Festival Beer」である。
HINO BREWINGでは、原材料にアメリカ産、ドイツ産、チェコ産、イギリス産の麦芽と、
アメリカ産、チェコ産、ニュージーランド産、フランス産、ドイツ産、イギリス産のホップを使用し、
ブルーメの丘内にある井戸の水を同施設が浄水した水を仕込み水として使用して醸造している。
HINO BREWING(ヒノブルーイング)(滋賀県日野町)