Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

阪神JFの回顧(まとめ)

2008-12-14 22:32:34 | 競馬
連対馬の傾向
イチオシのジェルミナルは6着と沈んでしまった。
陣営がどのような敗因を出すか不明だが、いずれにしても現時点ではG1級ではないという事でしょう。
個人的には最終追い切りの感じがどうしても納得できなかったので、その不安が当たってしまった形。

その次に推奨したダノンベルベールが2着と連対
こちらは個人的に最終追い切りがとても良かったので、最終的には、とても好感を持っていた馬。

そして連対のもう1頭(1着)は、これまで来ていない未勝利組からのブエナビスタ
まぁ、レース振りからして、能力は断然なのは明白であったので、勝てれてしまえば納得。
多少もたつくのかと思ったが、まったく問題なしの楽勝。
現状だと外目の枠も良かったのかもしれない。

タイムは平凡でも、前日夜の雨の影響もあったと思うが、良馬場でも基本的に時計のかかる馬場
7Rの1000万クラスとほぼ同じタイムでもあるし、決して悪いタイムではないでしょう。
そして、まったくの楽勝だったので。
この時点で古馬1000万クラスと同格なら真のG1級と見て良いでしょう。

ブエナビスタは順調なら、もう春のクラシックの活躍は確約されたと見て良い。
そのくらい今回のメンバーとは力差がある。
別路線から新星が登場する可能性はあるにしても、ブエナビスタの強さは文句なしの
G1級であるから、ブエナビスタに対抗するまでの馬は、そうは出てこないはず。

まぁ1強では面白くないから、ライバルといえる馬の登場は期待したが・・・

ということ、このレースの2着以下は、ブエナビスタを基準にすると見どころなし。
唯一、これからの上昇があるとすれば、ミクロコスモスか?
いろいろ、展望、見解では、この馬に対しては酷評はしてきたが、それは実績を考えた時の
オッズバランスが悪いからで馬券的に妙味がないから。

前回の先行。今度は差しと、違うレースをして、今回、直線の伸びはいい物を見せたので素質はあるし、
将来性を期待する事は出来る。

2着のダノンベルベールもブエナビスタを基準にしなければ、なかなかのもの。

オッズバランス
ブエナビスタは最終的には2.2倍。
結果的につきすぎくらいのオッズか。
馬連なども馬券も相手混戦ということもあって、被らなかったし、素直にブエナビスタを
信頼した人は相手格のジェルミナルが沈んだのだから、美味しい配当だったのでは?
特に2着のダノンベルベールは、調教後の馬体重が減っていたのが影響したのか、
実績を考えれば、評価を落としすぎの3番人気。
ふつう、8倍台は無いでしょう。
この2頭の馬連10.9倍は美味しすぎると思う。

連対馬のところでも少し触れたミクロコスモス。
これはとにかく4番人気は被りすぎ。
結果3着と3着がらみの馬券には絡んだのだが、逆に連対には絡めなかったわけで、
とにかくオッズバランスとしては悪すぎ。

ただ、他の馬たちもかなり怪しい馬ばかりで、そうなると、どうしてもこの馬に票が集まってしまうような
メンバーであったのも事実。
最終的に5,6番人気にワンカラット、デクラーティアあたりはどう見ても普通では勝ち負けできるような
タイプではないし、その他の馬も信頼できるような馬は無かったのも事実。

まとめ
ブエナビスタのワンマンショー!!
今後、どこまで強さ見せてくれるか、とても楽しみ。
桜花賞圧勝すると、ダービー挑戦もあるかもしれないくらいの素材でしょう。

一応、ダノンベルベールとミクロコスモスはこれからに楽しみはあるが、その他の馬はクラシックロード脱落でしょう。
人気で惨敗したジェルミナルは復活は可能性としてはあるかもしれないが、今日の負けからはG1では無理っぽい。

来週は朝日杯FS。
これはG1であっても、クラシックロードには基本繋がらなくなっているレース。
G1格下げで良いのではないかと思うのだが・・・
出走馬のレベルが落ちるのは、一つは1600mの距離でしょう。
クラシックを意識する馬は、この時期からは1800,2000mを使おうとするので。

なので、朝日杯FSを2000mにすれば、良いメンバーが集まると思うのだが・・・
阪神JFが桜花賞と同じ条件と同じように、皐月賞と同じ条件ならば、メンバーは集まるはず。

夏からの一連の2歳戦のチャンピオンレースなので、1600mが妥当であるともいえるが、
実質、勝ってもG1馬としての箔はまったく無いようなレースでは、意味がないでしょう。

阪神JFの見解...

2008-12-14 00:21:18 | 競馬
本命は、一応、ジェルミナル。
前走の黄菊賞は、着差以上になかなか強かったし、2着のアラシヲヨブオトコロは
おそらく牡馬クラシック路線の重賞で活躍する馬。(G1はどうかと思うが)
上がりの脚もいい物を持っているし、この馬自体、能力は高い。
また、黄菊賞は2年連続で、ウオッカ、トールポピーを排出している王道パターン。
さらに、この馬は展開にも注文がつかないタイプで、もろもろ考えて軸に最適。
一応と書いたのは、中間はなかなか良さそうに思えた調教過程でしたが、
芝コースでの最終追い切りが案外なようで、テンションが下がりました。私の。

対抗はダノンベルベール。
こちらもこれまでのレースぶりはなかなかレベルが高いと思います。
ただ、ダノンの馬で超一流は記憶にないし、後藤もG1で勝ちきるタイプではなく、
2着どまりという感じのタイプ。
でも、最終追い切りで言えば、栗東坂路52秒1とその日の7番目の好タイム。
しかも上位6頭より優れたラスト1F12秒5と延びたのもとても良く、
ジェルミナルとは逆に調教からとても好感が持てる馬。

単穴はブエナビスタ。
たぶん、能力の最大値はこの馬が一番!
牡馬最強レベルのリーチザクラウンと好勝負し手いるし、前走も楽勝で好タイム。
そして上がりも速くまとめている。
ただ、2戦の内容からは脚質が後ろから行くタイプ(というか今の所行けない?)だろうし、
他頭数だと、裁ききれずに、伸びてきても、脚を余して届かず・・・は十分ありえる。
新馬戦の3着もある意味、そういうレース。

また、阪神JFで近年(10年以上)、前走、未勝利の馬は連対したことはないので、
その点が微妙。
とにかく来ていないタイプなので。
ただ、これまでの着ていない未勝利勝ちの馬とは次元が違うことは当然あるし、
この馬も調教はなかなか良かった。
アッサリ勝ってしまうかもしれないそういう意味でも単穴。

以下、印のとおり。

とりあえず、人気になると見込んでいるミクロコスモスは信用してはいけません!!
印はつけますが・・・

◎17:ジェルミナル
○02:ダノンベルベール
▲13:ブエナビスタ
△05:イナズマアマリリス
△06:ルシュクル
×09:ミクロコスモス
×11:デグラーディア
×04:アディアフォーン