Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

阪神JFの展望-その1

2011-12-05 13:05:55 | G1
現時点の個人的な注目はジョワドヴィーヴルが抽選を通るのか?
先に言ってしまうとと、追い切りの動きなども見て最終的な判断となるが、
抽選を通ったら本命にしたいと思っているので。
また、展望の上でも、この馬が抽選を通るかは大きく影響がありそう。


連対馬の傾向

来ない馬
( 1)前走、ダート
( 2)前走、未勝利戦。ただし、前走が2戦目で、前走、前々走とも1番人気は除く。
( 3)前走、新馬戦で6番人気以下
( 4)前走、500万で4着以下
( 5)前走、牝馬限定戦の500万で2着以下
( 6)前走、重賞以外で6番人気以下
( 7)前走、オープン(非重賞)で4着以下
( 8)前走、ファンタジーS以外の重賞で4着以下。ただし、マイル重賞で連対経験馬は除く。
( 9)前走、ファンタジーSの場合、前々走オープン以上で勝利または無敗馬または3連勝以上でない馬

残った馬
アラフネ
イチオクノホシ
ヴィルシーナ(抽選対象)
エイシンキンチェム
エピセアローム
ガーネットチャーム(抽選対象)
サウンドオブハート
ジョワドヴィーヴル(抽選対象)
トーセンベニザクラ
ファインチョイス
プレノタート
ラシンティランテ

11頭。
絞れなかったが、登録頭数を考えれば絞れた方か?


さらに絞ると・・・。

(1)2歳、3歳のマイル重賞の全般的なポイントとも言えるが、
 マイル以上の距離経験、好走経験がない馬は苦戦する事が多い。
 →アラフネ、イチオクノホシ、エイシンキンチェム、ガーネットチャーム、ファインチョイス、プレノタート
(2)ファンタジーS後に1戦消化。
 →今年は該当なし。
(3)前走から中1週以内
 →ラシンティランテ
(4)勝ちあがるのに3戦以上
 →トーセンベニザクラ


さらに残った馬
ヴィルシーナ(抽選対象)
エピセアローム
サウンドオブハート
ジョワドヴィーヴル(抽選対象)

4頭。


ここからは好みなども含めて。

・新馬戦は、すんなり勝っているくらいの実力(素質)を示していた方が良い。
 →エピセアローム脱落。
・デビュー以後、中1週以下のローテーションで出走していない方が良い。
(G1を狙う馬の理想系は、中2週以上のゆとりのあるレース間隔で使うもの)
 →今年は該当なし。(去年、ホエールキャプチャは来たが・・・)
・理由が付くような惜敗はあっても凡走はない方が良い。
 →今年は該当なし。
・前走、新馬戦からでも連対馬は十分ありだが、新馬戦でよほどのインパクトのあるレースをする、
 または良血で将来性を十分感じるような馬でないと苦戦。
 →今年は該当なし。
・レース間隔が開きすぎ。
 →エピセアローム脱落。

さらにさらに残った馬
ヴィルシーナ(抽選対象)
サウンドオブハート
ジョワドヴィーヴル(抽選対象)

3頭。


ヴィルシーナ、ジョワドヴィーヴルは抽選待ちであるので、展望としては
現時点で軸として考えるわけのは微妙なので、脱落としておく。


サウンドオブハートイチオシ!!

2戦全勝と負け知らず。
前走の芙蓉Sで破った中に京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブや好メンバーが揃った
ベゴニア賞を勝ったサトノギャラントが居るから一定レベルの能力の高さはあるだろう。

そして抽選待ちで脱落としたが、ジョワドヴィーヴルは新馬は楽勝レベル。
ブエナビスタの半妹の超良血馬。
そのブエナビスタも阪神JFの勝ち馬で、未勝利を勝ちあがった直後でのものだから、
血統の活力、底力から、出走してくれば、ひけを取らないだろう。

ヴィルシーナも前走は負けたが、負けた2頭は牡馬であり、前残りを捕まえそこなった感のある0.1秒差の3着。
単に力負けというものでないからこれも有力。

JCダートの回顧(まとめ)

2011-12-05 11:33:15 | G1
トランセンドが完勝で連覇達成で王座防衛。

大方の見方だったであろう、鍵を握る主導権争い。
大外だけに逃げは難しいと思っていたトランセンドだったが、鞍上の藤田は逃げに拘り、
強引気味にでも逃げる作戦を取った。
スタートして2Fのラップタイムは10.5と速く、先手を取るのにかなり無理した形。
しかし、結果的に見れば、ここで勝負あり。
先手を取ってからは巧みにペースを抑えて、1000m通過は1.00.9。
例年のJCダートのペースとほぼ同様の平均ペースに落とし自分の形に持ち込んだ。
あとは真骨頂である粘り強い走りで直線は後続を突き放し完勝。

ライバルとされたエスポワールシチーはトランセンドをマークが作戦だったようだ。
これが1番この馬が力が出せるということで。
陣営は作戦通りでの完敗だから納得の敗戦だろう。
ただ、トランセンドに突き放されてしまい、2着にも粘れなかったのは誤算。
ある意味、ショックを受ける結果だろう。
あとは、1800mの実績もあるが、本質はマイラーなのだと思う。
特にトランセンドとの比較ならば、マイルならばチャンスはあるのかもしれない。
それも自分が逃げる形で。
南部杯はそれでも負けたが、(お互い様だが)、馬が休み明けで完調手前。
たとえば、今回の出来でマイルだったら・・・。

2強の間に割って入ったのがワンダーアキュート。
スタートで躓く不利。
位置取りはいつも以上に後ろだったが、結果的にこれ良かったのか?
インで脚を溜めて直線勝負で最速の上がりで突っ込んできた。
レースの流れが落ち着き、3コーナーから4コーナーに掛けて、
外目から動いて行った馬は軒並み伸びず。
スタートが良ければ同じ羽目になっていたかもしれない。
逆にもっと良いレースがしたかもしれないが。。。
とりあえず健闘の2着。

4着ラヴェリータはインの好位で脚を溜めて実行のポジション。
直線ではエスポワールシチーの方が先に脚色が悪くなったように見えたから、
2着もあるかというシーンも。
1番巧く流れに乗れたレースをしたが、そこから粘れないのが現状の力か。

5着ダノンカモンも直線を向いて上位を覗う所に居たが、そこから伸びず。
やはり距離の壁があるのかもしれない。

あとはトランセンドの巧みな逃げというのもあるにしても、まったく抵抗することもできずに惨敗。
平均ペースで流れながら、トランセンドの上がりは37.4と掛かっており、
実は特に伸びていたわけでもなく、後続がトランセンドより速い脚をほとんどの馬が使えなかった。
力差がありすぎな結果。
トランセンドはダート馬として超一流という事もあるが、トランセンドに近づく馬が
もっとたくさん出てきてほしい。
特に外国馬とスマートファルコンが居ないので、全体的に見れば、G3の延長のようなレース。
結果もそんな印象で、レース全体のレベルとしては寂しい内容だった。


まとめ
連対馬の傾向
イチオシのトランセンドが1着。
ワンダーアキュートも残っていた1頭だった。


3着馬の傾向
エスポワールシチーは残っていた1頭だった。

ちなみに2,3着が逆転していると、傾向はドンピチャだったが。。。


オッズバランス編
ヤマニンキングリーは未知の魅力ということだろうが、それでも3番人気は被りすぎ。
逆に他に期待できる馬がいなかったということなのかもしれないが。。。
このヤマニンキングリーが人気になってしまうことでもメンバーレベルの低さが分かる。

馬券は・・・
印上位で決まり、一応快勝!!
といっても、トランセンドさえ信用できれば、誰でも取れるような人気サイドの結果で、
自慢できるほどでもないが。。。