オッズバランス編。
寸評。
まずは東京スポーツ杯組から。
もっとも相性の良いステップであるが、好走するのはこのレースで上位に来た馬に限られる。
しかし今年は上位組がこのレースに出てこないので微妙ではある。
今回の出走メンバーではもっとも先着した5着エネアド。
まず抽選対象。しかも2/15の抽選だけに確率的には極めて厳しい状況である。
新馬戦はスローペースの上がりだけのレースを後方から32.5の脚を使って強襲を決めた。
スローにしろ、これだけの脚が使えるのだから、少なくともそれなりの力はあるだろう。
そして前走の東京スポーツ杯。
置かれ気味でそのまま沈むかと思えるようなところから、最速タイの上がりで5着まで押し上げてきた。
序盤は道悪馬場適性で大きく影響を受けた感じとかなり大事に乗り過ぎた面もあるのだろう。
まったく馬場が合わなければ直線も伸びて来れなかったはずだから。
結局、この2戦はタイム面では平凡。
上がりだけのレースしかしていないから、それなりの流れになるであろうG1で通用するのかは不安。
反面、まだまともなレースはしていない点で未知の魅力はある。
父ディープインパクト。半兄はこのレース3着だったブレイクランアウト。
血統的底力は持っている。
まずは出走に漕ぎ着けるかだが、上位人気まではないだろうから、一応、マークはしておくべきだろう。
9着マイネルロブスト。
前走は不良馬場を折り合いを欠き気味に先行して潰れた形。
道悪と折り合い。一応、敗因はしっかりしている。
新馬、オープンを連勝して臨んだ札幌2歳Sは3着。
しかし現在、ディープブリランテと2強と思えるグランデッツァを負かしに行っての3着は優秀。
そのパフォーマンスが本物ならば、十分、通用する今回の相手関係だろう。
前走までの成績下位の騎手たちからG1で勝負できる蛯名に乗り替りもプラス。
人気はなさそうで、オッズバランスが良さそうな馬。
13着クラレント。
前走は放馬した時点で実質終わったと言って良いだろう。
加えて道悪。馬場適正もあるし、それに加えて内枠も良くなかった。
とりあえず、前走の内容はノーカウントで良いだろう。
デイリー杯を良い脚を使って伸びたレースぶりは、それなりの能力は感じさせた。
ただ、前走の大敗は精神的ダメージに不安が気になるところ。
あとは、タイプは違うが半兄がリディル。
G1では微妙という感じもなくはない。
前走は大敗なのだから、基本的に人気は大きく落とすべきだから、人気があるようだと手は出しにくい。
京王杯2歳S組から。
東京スポーツ杯と並ぶこのレースの主要ステップ。
1着レオアクティブ。
後方から直線は大外から1頭だけ違う脚を使って快勝。
見た目強いレースだったが嵌りすぎの感も否めない。
とりあえず溜めると良い脚は使えるタイプであるが、結果的に1400mが合っているイメージもある。
あとは坂のない軽い馬場が得意な感じもある。
中山の1600m戦では割と前に行ったこともあるのかもしれないが惨敗に終わっている。
距離不安と中山では追い込みに回っても届かない危険もある。
また、京王杯2歳Sをステップにこのレースで好走するのは、京王杯で先行。悪くても中段から進めれる馬。
あとは1600mで実績を残してきた馬。
レオアクティブは朝日杯では不向きなタイプだと思う。
2着サドンストーム。
京王杯のレースぶりからはこちらの方がむしろ合いそう。
ただ、1400m以下ばかりを使って既に5戦。
強いイメージが沸かない。
その他の路線から。
デイリー杯2歳S2着のダローネガ。
クラレントには負けたが、スタートで後手を踏み、外を回って押し上げて、かなり脚を使っての僅差2着。
内容は遥かにクラレントよりは上。
唯一、完敗となった新潟2歳Sは内枠で包まれるのを嫌ってか多少無理に前に行き過ぎたもの。
外枠差し馬が上位を占めたレースで唯一内枠先行で上位(4着)に粘ったのも価値がある。
ただ、勝った2勝は地味な内容。
新馬戦は2着エピセアロームは実力馬であったが粘り勝ち。
野路菊Sも接線を一旦交わされたところから差し返しての粘り勝ち(辛勝)。
しぶとさは中山のマイルには合いそう。
逆に他馬をよけつけないまでの強さを見せていない点でG1での底力に不安を感じないでもない。
特に上位人気は必至なだけに扱いは慎重にしないといけない。
本当に軸で買う価値があるのか?
スノードンは未勝利を逃げ残りで勝ったので信用はされておらず、しかも相手強化だったので前走は人気薄。
しかし、逃げずに差し切って見せると芸当を見せた。
ある意味スケールがある。
しかし、スタートが難があったり凡走と紙一重の部分も大きそう。
とりあえず、人気は今回もないのだろうから、無視まではする必要は無いが、あくまで連下候補だろう。
マコトリヴァーサルは小倉2歳S2着があるが、エピセアロームに完敗程度ではG1では厳しそう。
前走のデイリー杯2歳Sも見せ場のない5着だった。
期待があるとしたら、スムーズ先行と鞍上のメンディザバルだろう。
フランスのリーディングジョッキー。
来日当初こそ成績が上がらなかったが、日本の競馬にもなれ、本領を発揮。
先週の阪神JFで2着に持ってきたアイムユアーズの騎乗の光る。
メンディザバルだけではなく外国人騎手はそれまでと違った馬の一面を引き出す力があるし、
馬を御す力は、なんだかんだ言っても日本の(ほとんどの)騎手より圧倒的に上。
乗り替りだけで数馬身はプラス効果があると考えたい。
アルフレードは2戦2勝。
タイムは平凡もいい切れ味を見せての連勝。
前走は32.5の脚を見せた。
極端に下げるでもなく中段からのレースをしてのものだから価値がある。
なんとなく先週のサウンドオブハートにイメージが被るようなところもあり3着まで?
という予感もあるのだが、こちらは鞍上がウィリアムズに乗り替り予定の模様。
武豊に乗り替わったサウンドオブハートとは事情が違う。
騎手強化は大いに期待できる。
あとは抽選街の馬から数頭。
オコレマルーナは前走は前が塞がるシーンがあって脚を余した感のある2着。
切れる脚を使えるレースぶりからはスケールを感じさせるものがある。
鞍上も出走できれば鞍上はルメールらしいし期待の1頭だろう。
ショウナンラムジは前走は人気に応えられずに惜敗。
しかし、出遅れもあり、スムーズさを欠いた部分があった。
未勝利戦でレコード勝ちした舞台は京都の内回りの1600m戦。
小回りの一瞬の脚を使えるコースが合っているのかもしれないから、中山のマイルは合うかもしれない。
寸評。
まずは東京スポーツ杯組から。
もっとも相性の良いステップであるが、好走するのはこのレースで上位に来た馬に限られる。
しかし今年は上位組がこのレースに出てこないので微妙ではある。
今回の出走メンバーではもっとも先着した5着エネアド。
まず抽選対象。しかも2/15の抽選だけに確率的には極めて厳しい状況である。
新馬戦はスローペースの上がりだけのレースを後方から32.5の脚を使って強襲を決めた。
スローにしろ、これだけの脚が使えるのだから、少なくともそれなりの力はあるだろう。
そして前走の東京スポーツ杯。
置かれ気味でそのまま沈むかと思えるようなところから、最速タイの上がりで5着まで押し上げてきた。
序盤は道悪馬場適性で大きく影響を受けた感じとかなり大事に乗り過ぎた面もあるのだろう。
まったく馬場が合わなければ直線も伸びて来れなかったはずだから。
結局、この2戦はタイム面では平凡。
上がりだけのレースしかしていないから、それなりの流れになるであろうG1で通用するのかは不安。
反面、まだまともなレースはしていない点で未知の魅力はある。
父ディープインパクト。半兄はこのレース3着だったブレイクランアウト。
血統的底力は持っている。
まずは出走に漕ぎ着けるかだが、上位人気まではないだろうから、一応、マークはしておくべきだろう。
9着マイネルロブスト。
前走は不良馬場を折り合いを欠き気味に先行して潰れた形。
道悪と折り合い。一応、敗因はしっかりしている。
新馬、オープンを連勝して臨んだ札幌2歳Sは3着。
しかし現在、ディープブリランテと2強と思えるグランデッツァを負かしに行っての3着は優秀。
そのパフォーマンスが本物ならば、十分、通用する今回の相手関係だろう。
前走までの成績下位の騎手たちからG1で勝負できる蛯名に乗り替りもプラス。
人気はなさそうで、オッズバランスが良さそうな馬。
13着クラレント。
前走は放馬した時点で実質終わったと言って良いだろう。
加えて道悪。馬場適正もあるし、それに加えて内枠も良くなかった。
とりあえず、前走の内容はノーカウントで良いだろう。
デイリー杯を良い脚を使って伸びたレースぶりは、それなりの能力は感じさせた。
ただ、前走の大敗は精神的ダメージに不安が気になるところ。
あとは、タイプは違うが半兄がリディル。
G1では微妙という感じもなくはない。
前走は大敗なのだから、基本的に人気は大きく落とすべきだから、人気があるようだと手は出しにくい。
京王杯2歳S組から。
東京スポーツ杯と並ぶこのレースの主要ステップ。
1着レオアクティブ。
後方から直線は大外から1頭だけ違う脚を使って快勝。
見た目強いレースだったが嵌りすぎの感も否めない。
とりあえず溜めると良い脚は使えるタイプであるが、結果的に1400mが合っているイメージもある。
あとは坂のない軽い馬場が得意な感じもある。
中山の1600m戦では割と前に行ったこともあるのかもしれないが惨敗に終わっている。
距離不安と中山では追い込みに回っても届かない危険もある。
また、京王杯2歳Sをステップにこのレースで好走するのは、京王杯で先行。悪くても中段から進めれる馬。
あとは1600mで実績を残してきた馬。
レオアクティブは朝日杯では不向きなタイプだと思う。
2着サドンストーム。
京王杯のレースぶりからはこちらの方がむしろ合いそう。
ただ、1400m以下ばかりを使って既に5戦。
強いイメージが沸かない。
その他の路線から。
デイリー杯2歳S2着のダローネガ。
クラレントには負けたが、スタートで後手を踏み、外を回って押し上げて、かなり脚を使っての僅差2着。
内容は遥かにクラレントよりは上。
唯一、完敗となった新潟2歳Sは内枠で包まれるのを嫌ってか多少無理に前に行き過ぎたもの。
外枠差し馬が上位を占めたレースで唯一内枠先行で上位(4着)に粘ったのも価値がある。
ただ、勝った2勝は地味な内容。
新馬戦は2着エピセアロームは実力馬であったが粘り勝ち。
野路菊Sも接線を一旦交わされたところから差し返しての粘り勝ち(辛勝)。
しぶとさは中山のマイルには合いそう。
逆に他馬をよけつけないまでの強さを見せていない点でG1での底力に不安を感じないでもない。
特に上位人気は必至なだけに扱いは慎重にしないといけない。
本当に軸で買う価値があるのか?
スノードンは未勝利を逃げ残りで勝ったので信用はされておらず、しかも相手強化だったので前走は人気薄。
しかし、逃げずに差し切って見せると芸当を見せた。
ある意味スケールがある。
しかし、スタートが難があったり凡走と紙一重の部分も大きそう。
とりあえず、人気は今回もないのだろうから、無視まではする必要は無いが、あくまで連下候補だろう。
マコトリヴァーサルは小倉2歳S2着があるが、エピセアロームに完敗程度ではG1では厳しそう。
前走のデイリー杯2歳Sも見せ場のない5着だった。
期待があるとしたら、スムーズ先行と鞍上のメンディザバルだろう。
フランスのリーディングジョッキー。
来日当初こそ成績が上がらなかったが、日本の競馬にもなれ、本領を発揮。
先週の阪神JFで2着に持ってきたアイムユアーズの騎乗の光る。
メンディザバルだけではなく外国人騎手はそれまでと違った馬の一面を引き出す力があるし、
馬を御す力は、なんだかんだ言っても日本の(ほとんどの)騎手より圧倒的に上。
乗り替りだけで数馬身はプラス効果があると考えたい。
アルフレードは2戦2勝。
タイムは平凡もいい切れ味を見せての連勝。
前走は32.5の脚を見せた。
極端に下げるでもなく中段からのレースをしてのものだから価値がある。
なんとなく先週のサウンドオブハートにイメージが被るようなところもあり3着まで?
という予感もあるのだが、こちらは鞍上がウィリアムズに乗り替り予定の模様。
武豊に乗り替わったサウンドオブハートとは事情が違う。
騎手強化は大いに期待できる。
あとは抽選街の馬から数頭。
オコレマルーナは前走は前が塞がるシーンがあって脚を余した感のある2着。
切れる脚を使えるレースぶりからはスケールを感じさせるものがある。
鞍上も出走できれば鞍上はルメールらしいし期待の1頭だろう。
ショウナンラムジは前走は人気に応えられずに惜敗。
しかし、出遅れもあり、スムーズさを欠いた部分があった。
未勝利戦でレコード勝ちした舞台は京都の内回りの1600m戦。
小回りの一瞬の脚を使えるコースが合っているのかもしれないから、中山のマイルは合うかもしれない。