「サンゴ漁 日中合意も 実効は?」 2014年12月19日 | 時事川柳 日中漁業協定に基づく政府間の「日中漁業共同委員会」が18日、大連で開かれた。日本周辺海域での中国漁船による希少な「宝石サンゴ」の密漁問題について、両国は、密漁船を発見した際に担当部局間で直接連絡を取るためのホットライン構築で合意した。日本側の説明によると、日本側は密漁船の船員だけでなく、資金提供者の処分や、流通ルートの解明を求め、中国側も同意した。中国側はまた、小笠原諸島の周辺海域でサンゴを密漁していた問題について、「出漁中の船の呼び戻しや帰港した船の監視・調査を進めている」と説明したという。