6日の東京株式市場は、世界的な株安の流れを受けて売りが注文が大きくふくらみ、日経平均株価は前日の終値より525円52銭(3・02%)安い1万6883円19銭で取引を終えた。4営業日続けての下落で、約3週間ぶりに1万7000円台を割り込んだ。原油の値下がりやギリシャ情勢の不安定化が、世界経済に影響を与えかねないとの懸念が高まった。欧米に加え、中国や韓国などアジアの株式市場でも下落がめだち、世界的に株安が連鎖している。「ロシアなど資源輸出国経済の先行き不安が、日本市場にも伝わってきている」(大手証券)という。