過激派「イスラム国」による人質事件を巡り、ヨルダン国営放送は28日午後、ヨルダンの情報相が、「イスラム国」に拘束されたヨルダン人パイロットが解放されれば、サジダ・リシャウィ死刑囚を釈放する準備が整っていると述べたと伝えた。人質となっているフリージャーナリストの後藤健二さん(47)については触れていない。情報相は「ヨルダン(政府)にとっては、パイロットの生命の安全が優先事項だ」とも語った。「イスラム国」側は日本時間27日深夜、ネット上で公開した音声付きの画像で、後藤さんの解放条件として、同死刑囚と後藤さんの一対一の交換を要求していた。
名古屋大学の女子学生(19)が同市千種区、無職森外茂子さん(77)を殺害したとされる事件で、女子学生は、凶器に使ったとみられるおのについて「人を殺したくて中学生の頃から持っていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。「おので殴っても生きていたのでマフラーで首を絞めた」と説明していることも判明。愛知県警は、女子学生が以前から殺人に関心を募らせ、強い殺意を持って犯行に及んだとみて経緯や動機などを調べている。