北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、安倍政権の対北朝鮮政策を巡り、「日米韓の強力な連携と騒いだところで、むしろ返ってきたのは『日本疎外』という深刻な懸念だけだ」と非難した。4月末に韓国、5月までに米国が北朝鮮との首脳会談を予定する中、米韓両国に圧力継続を呼びかける日本政府をけん制した。同通信は、「我々はすでに、日本が無分別に振る舞っては永遠に平壌行きの切符を買えなくなるかもしれないと警告した」と指摘。「情勢は急変している。今こそ日本は自分自身のために大勢を直視し、熟考すべき時だ」とも伝え、日本との対話の可能性をちらつかせた。