濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「虚勢張り 水爆もどきを 正恩は」

2016年01月07日 | 時事川柳
北朝鮮国営メディアは、臨時ニュースを伝え、日本時間の6日午前10時半、初めての水爆の実験を行ったと発表しました。北朝鮮の朝鮮中央テレビは、日本時間の午後0時半からの「特別重大報道」とする臨時ニュースの中で、日本時間の午前10時半、水爆の実験を行い、「完全に成功した」と伝えました。また今回の水爆の実験は、金正恩第1書記が先月15日に命令を下し、今月3日に命令書に署名したということです。そのうえで、「アメリカなどの敵対勢力に立ちむかうなか、国の自主権と生存権を守るための自衛的措置だ」と主張しています。

「まだ懲りぬ 半ドア離陸の 韓航空」

2016年01月06日 | 時事川柳
韓国の格安航空会社、いわゆるLCCの1つ、ジンエアーの旅客機が3日、ドアが完全に閉まっていない状態で離陸し、出発地のフィリピン・セブ島へ引き返すトラブルがありました。韓国政府は国内のLCC6社の安全点検に乗り出しました。機内のドアに隙間。手の指が入るほど開いています。これは、韓国のLCC・ジンエアーの飛行中の機内で撮影されたものです。トラブルのあったジンエアー機は、フィリピン・セブ島発、韓国・釜山行きで乗員・乗客169人が乗っていました。離陸する時から異常な音が出始めたと乗客の1人は証言します。「はじめから開いていて、離陸するときから風がずっと入ってきました」


「発会は 過去2番目の 下落幅」

2016年01月05日 | 時事川柳
今年最初の取引日である「大発会」の4日、東京株式市場は、中国経済の懸念などから全面安となった。日経平均株価の終値は前年末より582円73銭(3・06%)安い1万8450円98銭。大発会当日の下げ幅としては、リーマン・ショック前の08年1月4日(616円37銭安)に次いで過去2番目の大きさだった。前年末の米株安を受けて、朝方から売りが先行した。取引時間中に中国製造業の景況感に関する指数が発表されると、低調だった数字を嫌気して売りが膨らんだ。中国などアジア市場が全面安となり、投資家がリスク回避の流れを強めた。


「南沙沖 試験飛行に 米豪切れ」

2016年01月04日 | 時事川柳
中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に建設した飛行場で航空機を試験飛行させたことについて、米国防総省当局者は2日「試験飛行が(地域の)緊張を高めたことを懸念している」と表明した。米政府が新たな対抗措置に踏み切る可能性もある。米軍はオーストラリアなどと連携して圧力をかけ続ける構えだが、南沙諸島の実効支配を強める中国が既成事実を積み重ねる中、問題の解決は「ますます難しくなっている」(オーストラリアの専門家)との見方も広がっている。

「紅白は バラエティー化に 過去最低」

2016年01月03日 | 時事川柳
2015年の大みそかに放送された第66回NHK紅白歌合戦の平均視聴率(総合テレビ)は、関東地区で第1部(午後7時15分から1時間40分)が34.8%、第2部(午後9時から2時間45分)が39.2%だった。ビデオリサーチが2日発表した。前年比で第1部は0.3ポイント減、第2部は3.0ポイント減で、第2部は2部制となった1989年以降で最低となり、2部制になる前で、記録の残る62年以降でも最も低かった。関西地区は第1部が36.8%(前年比同)、第2部は43.0%(同0.3ポイント減)だった。

「NY寿司 ゴム手袋を 着用義務」

2016年01月02日 | 時事川柳
すし職人がすしを握る際、ゴムまたはプラスチック製の手袋着用を義務付けたニューヨーク市の衛生基準に「反対」を唱える店が現れ始めた。日本料理の“伝統”を壊すだけでなく、衛生効果がどれだけ上がるか疑問とされるためだ。手袋着用の是非は、すし愛好者も巻き込み大きな論争となっている。 ニューヨーク・マンハッタンで今年10月下旬、すしを素手で握ったとして、デイビッド・ブハダナさんが料理長を務めるすし店「スシ・ドージョー(道場)」が一時的に閉店を命じられた。

「非常任 最多も常任 道険し」

2016年01月02日 | 時事川柳
日本は今年一月から来年末までの二年間、国連安全保障理事会の非常任理事国を務める。長引く内戦で過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭と大量の難民を招いたシリア情勢や北朝鮮の核問題などの課題が山積する中、日本が安保理の議論をリードして将来の常任理事国入りに道を開けるかが焦点だ。今年から安保理に入るのは、日本の他にエジプトとセネガル、ウルグアイ、ウクライナ。日本が非常任理事国を務めるのは十一回目で、加盟国中で最も多い。

「日本初 元素命名 理研にと」

2016年01月01日 | 時事川柳
理化学研究所のチームが2004年に作製に成功した原子番号113番の新元素について、化学者の国際機関「国際純正・応用化学連合」が日本時間の31日、理研を発見者と認定したことを発表した。すべての物質のもとになる元素の発見者が日本のチームとなるのは、日本の科学史上初の快挙となる。新元素の命名権は、理研チームに与えられる。理研仁科加速器研究センターの森田浩介グループディレクターらのチームが04年7月、加速器を使って亜鉛の原子をビスマスの原子に衝突させ、113番元素1個を作製することに成功した。