舎利殿 (金閣)
お釈迦様のお骨をまつった舎利殿「金閣」が特に有名なため、金閣寺と呼ばれていますが、正しくは 「鹿苑寺」と
いい、臨済宗相国寺派(りんざいしょうこくじは)の禅寺です。(1994年、世界文化遺産に登録されました。)
この地は、鎌倉時代に西園寺公経(さいおんじきんつね)の別荘北山第が在りましたが、足利三代将軍義満が
大変気に入り、応永4年(1397年)に西園寺家から譲り受け、山荘北山殿を造りました。 金閣を中心とした庭園
建築は極楽浄土をこの世に現したといわれ、後小松天皇(一休禅師の父)をお招きしたり、又、中国との貿易を
盛んにして文化の発展に貢献した所で、この時代の文化を特に北山文化といいます。
義満の死後、遺言どおり夢窓国師(むそうこくし)を開山(初代の住職)とし、義満の法号鹿苑院殿から
二文字をとり、鹿苑寺となづけられました。
梅雨の真っ只中 ・・・ 京都を訪れてきました。
雨が降ったりやんだり、時には大雨になったり ・・・ 雨宿りしながらの散策でした。
先月、銀閣寺を訪れましたが、銀閣寺といえば ・・・ お次は 「金閣寺」 ではないかと勝手に解釈です。
金閣寺は世界遺産に登録される前に訪れたことがありましたが、今一度訪れてみたいと思いまして ・・・
鹿苑寺の門を入ると、向こうから僧侶の方たちが一列に歩いてきました。
正面から撮りたかったのですが ・・・ 気がひけて撮れなかったので ・・・ 後ろ姿を させていただきました。
唐 門
池面に映る舎利殿を ・・・ と 思い 撮ったのですが、ぶれてしまっていました。
手前の菖蒲?を是非に入れて撮りたかったので ・・・ ちょっと欲張りすぎたかな
鏡湖池 (きょうこち)
陸舟の松 (りくしゅう)
京都三松の一つに数えられる、樹齢約600年の古木 (義満が自分で植えたといわれています)
美しい線を描いて伸びる姿が帆掛け舟に見立てられ、名付けられたそうです。
銀河泉 (義満公 御茶の水)
巌下水 (義満公 お手洗いの水)
龍門の滝
鯉が滝をのぼりきると龍になるという中国の故事「登龍門」にちなみ造られた
高さ2.3mの滝で、中央に鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。
白蛇の塚
白蛇は弁才天の使いなり、弁才天は知慧弁舌芸能福徳を与える神で家運を盛んに
してくれます。 ここは繁栄を極めた西園寺家の旧跡です。 鹿苑禅寺
参道の上から望んだ 「金閣 ・ 舎利殿」
夕佳亭 (せっかてい)
江戸時代の茶道家 ・ 金森宗和が好んだ数寄屋造り茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いと
いうことから 「夕佳亭」と名づけられた茶席です。
不動堂
本尊は弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王、霊験あらたかな秘仏として
広く一般に信仰されています。
金閣寺の建物の美しさは、数十年前に訪れた時と同じように美しいものでした。
が ・・・ 他の記憶は全然ありません。 いかに、ぽやっと見ていたのかがよくわかりました。
ブログをさせて頂いているお陰で、多少なりとも知識を得ることができていることに感謝です。